魔女と百騎兵考察・BADENDまでやった上での二周目再読プレイその21

二周目プレイしながら、諸々考察していきます。
基本的にネタバレしかありません。
例えば○○というキャラが出てきた時点で、「こいつはラスボスだからこの時云々かんぬん」みたいなことをしていきます。
なので、まだBADENDを見ていない方は読まない方が賢明です。


内容に関してのツッコミがある場合は是非コメント下さい。
ただ、妄想・思い込みの類は勘弁を。ちゃんとゲーム内ソースから導き構築されたご意見をお願いします。







○終幕



▽封印されし不浄の地
ピラー1本。




□淀みとは
イベント終了後に「不浄なる淀みは霧散した…。」と出るイベント群なのですが…
ぶっちゃけよくわかりません。
ひずみ解放による結果が見えている、でいいと思うんですが、それがなぜこの地に在って不浄とされるのか、そしてそれが確認されると何故ミデア門への道が開くのか。


メタリカがミデア門に到る扉の鍵として、時間と空間をねじ曲げて行ったひずみ解放による世界改変のエネルギーを云々、等という妄想は出来ますが、ソースらしいソースが全くないのが問題ですね。




□南西の淀み
チンクエの林道でミトンという女の子(語尾は“でち”)に暖かい心を思い出させてもらうお話。


恐らくルッキーニィのひずみ解放による影響、なのでしょう。
ミトンが人間として復活できたのではないかと思われます。
どういうバタフライ効果でそこまで都合よく運んだかは不明。
ミトンは身寄りがないはずで子供の人間だと生きる術が無いため、ハインツは頑張って面倒みてあげてください。
あ、でも子供で、ひどい生活してそうにも見えないし、両親とはいかなくとも母親が戻ってる可能性があったりとかもするか…も…


んー、なんか電波受信しました。
この戦争に行ってその後別の女性と暮らし始めた父親っていうのが実はトトペペ、という電波。
つまり、ミトンはルッキーニィの異母姉だったんだよ!!


うん、流石に妄想が過ぎますね。




□東の淀み
アマタイア王国裏路地でのジャックとベルダの会話。


・「お師匠様〜!!そろそろ、宮廷魔女会議のお時間ですわ。」
あれっ、一周目でもテレッサ生き返ってましたっけ(ひどい)。


魔女会ではなく、宮廷魔女の方の会議。つまりまだ王国所属。
これって、<魔女の鉄槌>自体が無くなってませんか?(汗)
ということは上記のハインツも、政変劇失敗後逃げてるとかじゃなくて、実行を悩んでいた政変自体をミトンの暖かさに触れて思い留まったとか…?
現状ってどうなってるのー!?




□北の淀み
謁見の間での王国首脳陣の会話。
ビスコのひずみの影響…のはず。

ダムー卿「やむを得ません…。異端審問官は解散しましょう。」
ジールデン参謀「それがいい。魔女狩り令が無くなったいま無用の長物です。」
国王「ああ、そうじゃな。しかし、色々なことが遅すぎた。」
ジ「そうですな…。」
ジ「陛下、どちらに…?」
王「ふむ、気分がすぐれなくてな…少し休む。それでは、ダムー卿。失礼する。」
ダ「はっ…お大事になさってください。」
王「はぁ…。ビスコール…。愛娘よ…。」
ヒルダは、気丈に表情をつくると国王に声をかけた。
ヒ「お父様…。元気をおだしになって。ヒルダは、いつでもここにおります。」
王「ああ、そうだな。」

ヒルダ無事でした。
それはともかく、ダムー卿が生きている(刺されてない)上に、ベルダは宮廷魔女のまま(首になってない)、ジャックも王国内に居る(逃げ出してない)。
<魔女の鉄槌>自体がおこらず、でも魔女狩り令は出ていたっぽいです。
ハインツかトトペペ、どちらかの意図で魔女狩り令が出されるも、トトペペが狂王を僭称しビスコは死亡。
そのトトペペをメタリカが討ったため、魔女狩り令は撤回。ネザリア達夜会との交渉もあるかな?
そんな感じの推移でしょうか。
ハインツの関与については不明ですかね。
首謀者で今は逃走中なのか、一連の流れを見て(特にトトペペ)魔女排斥や野心に凝り固まっていた己を顧みていたのか。
トトペペの野心とやったことって、ハインツのやろうとしたことと大きくは違わないんですよねえ。
邪魔者を排除し、王族と交わって王位に、って点で。




□南の淀み
チョコレート楼…あれ?単に誤字でしょうか?それともそういう建物もあるのかな?
関係改善されたヴァレンティーヌ達のお話。


・「危ないところじゃったな。あのまま奈落におったらどうなっておったか。お前達であろうと、命にかかわったじゃろうよ。」
奈落…もう聞くのもうんざりですが一応聞いておきましょう。
何処の何ですかそれ…。




□北西の淀み
リューベンスの自由と、パープルピール/ラビィのお話。


・朝日に照らされると、リューベンスの肉体は砂塵となり、音も無く崩れ去った。
砂塵となり、がポイントでしょうか。パープルピール家の関係を匂わせます。
同時に、パープルピール家は一族で砂塵が魔力傾向、と考えられますね。
パープルピール個人にではなく、一族にずっと修理されてきたわけですし。
やはり傾向は遺伝すると思われます。


・「おばちゃん。」
この言い方が出る辺りは、ひずみ解放の影響でしょうね。
このイベントのラビィは好戦的なところを全く見せません。師匠思いのいい子です。口は悪いですが。


・「(ふん、あんたの契約も解いてるんだけどね。)」
以前ラビィの件で考察したのは、これがソースになってます。
このイベント中、ウサくんがひとつも喋らず、ラビィもウサくんに話を振らない、ってところも注目です。
表情は変わるので生きて(?)はいますが。



※リューベンス淀み後のアズブロッケン山
山頂に行くとイベント。ボクも今回が初見。
正確なイベント発生タイミングはわかりません。
ですが、淀み解放途中のこのタイミングで行ったら、何故かメタリカが顔を出し(通信時や同化中に中から話しかけてくる時の顔)てしまい、違和感バリバリでした。


そして以下は全文。
自分で見たい人は飛ばしてください。

百騎兵は、リューベンスの魔法文を見つけた。
メタリカへ。
パープルピール一族の秘術が解けたいま、ワタシの体はもうすぐ崩壊するでしょう。
わずかですが、最後の時間を使ってあなたへの手紙を書くことにしました。
ひとつだけ、あなたに伝えたいことがありました。
百騎兵の存在だけは、どの平行世界にもあるわけではありません。
今の、この、ワタシを救ってくれたあなたの記録にしかないのです。
何かの参考になればと思い記します。
もう時間が近いみたい。
でも、ワタシは今、自分の意志で生きている。
好きに、生きている。
自由をありがとう、メタリカ。」

…どう読みましょうかね、これ…。
リューベンスの能力とやっていた記録を踏まえると、下手したら<百騎兵の行動と結果は平行世界に影響しない>と読めちゃいますけど…。
他世界のリューベンスが、この流れに全く影響を受けず自由になれない(=救われた記録がない)ってことは、他世界のパープルピールは解放を行っていないということに。
そうやって遡って行くと…あらゆることが影響を与えていない…?
あれ、これ、百騎兵やニケが存在する世界は可能性分岐できないってことか…?
ニケの影響である沼やピラーも他世界に絶対にないのなら…いやそうなるとメタリカの存在…は、そうか、ウツシがあるんだから影響を“受ける”ことはあるのか。ただし、百ニケの居る世界からは影響が“出て行かない”。
あー、でもそれだと理花が余命超えてる理由がわからなく…百騎兵が直接助けたわけじゃなくメタリカの余命が伸びた影響だから通った?いや、それだとリューベンスだって、パープルピールの死が直接原因だし、死因を百騎兵に求めるなら、メタリカの余命だって百騎兵が居てこそ伸びてるし…


だめだ!わかりません!




□北東の淀み
そそり立つブルッケントゥルムさんのその後の話。


・「よ、よくあいつらがクーリュフを渡したもんだべ…。」
・「ふん、ボクにかかればこんなものの一つや二つ…。し、しかし…クーリュフがあんなものだったとは…うぇ…。」
これと、メタリカの時には<怪我の治療が必要なくなるもの>だったのとを合わせると…
やっぱり何なのかハッキリしません。
嘴ではなさそうな気もしますが、名前の元ネタですしねえ。




□南東の淀み
議会場でのトルーデとネザリアの会話。
ネザリアがトルーデ=リカと知っているのは、ネザリアも星読みのように他世界を覗ける人だからですかね。
直接事情を聞いてもいるでしょうけど。

待っているトルーデの元に、ネザリアが転移してくる。
「本当に、これでよかったの?リカ」
「…ええ。ありがとう、ネザリアさん。」

台詞はこれが全て。
ネザリアのひずみの解放によって起きたミデアでの出来事、とはちょっと違う感じに見えます。
どちらかというと、ワタシ世界でネザリアがあそこに居た理由のような。
ワタシ世界でトルーデがワタシ世界ネザリアに、ひずみ発生とニケの姿を見せるように頼んだのか、
ミデア世界でトルーデがミデア世界ネザリアに、頼んだのか、
トルーデが元々存在する世界でトルーデ世界ネザリアに、(ry


あ、違う。
ピーンと来ました。
「マーリカネズミをウルカの元に届けて、でも手は出さずにいてくれ。」っていう頼みだったのかな。
これならあのタイミングでネザリアが姿を見せなかったのもわかる。
そしてこれがネザリアのひずみ結果だということは、トルーデが知る流れではウルカの前にマーリカが来れなかったんじゃないだろうか。
生き返ったネザリアにトルーデが依頼したからこそ、マーリカネズミをあの場に送れた。
トルーデがそうしないと、あの時点でメタリカがあの場所にいるとはマーリカも知りようがなかったはずだし。
もし、ボクのトルーデ論が大外れしていないとすれば、トルーデがメタリカとほぼ同じ道を歩んでいたとしても、トルーデの時はこのイベントのようなことをする人が居ないため、ネザリアは復活してはいても状況を知らず、トルーデとウルカは1対1で顔を合わせてたのかもしれません。


あー、やっぱりトルーデを封印を続けたメタリカとしたい。
でも証拠が足りない上に、<世界に1つだけの百ニケ>が邪魔してくるぅ!
ちゃんと成立してる世界モデルの公式見解はよぉ!!




▽おわり
短いけど今回はここまで。
ラストバトル直前なのに、謎は増える一方でした。なんだこれ。
次回終われるかどうかは、ここからのアグニの語り内容によります。
ここまでない新規情報の爆弾発言とかするなよ!絶対するなよ!!