フリーゲームあれこれ

なんとなく気になったものを実際プレイしたり動画サイトで眺めたりしてます。
その辺のブランド名に頼ってるものよりよっぽど真剣な姿勢で作っておられると思います。ほんと。


RPGメタ系
()内はプレイに掛かる時間。

・勇者の憂鬱(約30分)
・革命魔王(約1〜2時間)
・旅立たない勇者(3分)

定番RPGをメタ視点から見たパロディ──ですがかなりシニカルだと思います。



○鬱END系
何となく色々見ました。

・ゆめにっき
・寄生ジョーカ−
・ムーンライトラビリンス
・分裂ガール

はっぴぃえんど好きなので苦手ではあるんですが。



なんの接点も無さそうな2ジャンルですが、「数十時間かかる超大作だの美麗ムービーだのやり込み要素だのそんなものが無くても、出来の良い話を<物語る>ことは可能なんだなぁ」と思い直せる作品群だったりしました。


シャイニングフォースフェザーなんて最後のEX3クリアまででボクは約30時間かかりましたが、何にも残っていません。心に。
感動だけが心にのこるわけではないですよ。
台詞回しだったりシステムだったり操作性だったりそういうことでも構わない。
でもそれが何にも残っていない。
5000円払って30時間かけても何も残らなかったブランド名のあるゲーム。
フリーDLで数時間でちゃんと物語を紡いでるノーブランドのゲーム。


なんなんでしょうねーこれ。


ラノベガンダムシャイニングフォースやその他諸々が薄っぺらになっているのは時代なのかも知れません。でも同時にゲームやラノベから人が離れてきている時代でもあります。
にも関わらず、フリーゲームニコニコ動画における<作り手>の人たちはハイクオリティなモノを提供し、消費者側もそれを受け入れている。


供給側の企業は何かを間違っているのでは無いのでしょうか?
喰い付かれなかったり飽きられるのが速かったりするのを時代や消費者のせいにしてしまうのは安易過ぎないでしょうか。
消費者はそんなに馬鹿ではないのだと思います。





…何でこんな話になったんだろう(汗)