魔女百考察コメント返信

長くなったのでコッチに。



コメントありがとうございます。
こういう議論は、したらば形式だったりフォーラム形式だったりしないとやりにくいですね。
ご迷惑おかけします。



>ヒロユキさん
そうなった理由は知り得ませんが、「明確な答えは用意されてないかも」とは考察中ずっと思っていましたねー。
推論が届き得るトコロまでは描ききっていない印象を受けてました。
それが意図的なモノなら仕方ないかなとも思えますが、もしヒロユキさんの言われた理由だったり、ライターの力量不足だったりするのなら、すごく残念ですね。




赤毛さん
<その時点でうpされてる全ての関連記事とコメント>がボクの考察なので、回またぎはむしろ正しいです。
「今更なコメント」っていうのは構わないのですが、ボクの方がもう「どこをどう読んでどう思って考察したか」を忘れてるのが問題です(汗)。


推論に関しては、ボクが読み落としたりしたソースを持ってきて別の論を立ててくださるのは大歓迎ですよ。
ボクがソースaを引っ張ってきて考察Aを立てた時に、同じソースaだけで考察Bを立てられても「読み取り方が違うんですね」としか言い様がないっていう。
反論したって水掛け論ですし。
ソースaだけじゃなくソースbも足したら考察Aは破綻してますよとか考察Cになりますよとか、そもそもソースaを保証するソースαの証明が足りてませんよ、とかはむしろ有難いのです。



・ワタシ世界
これ自体がすごく曖昧なんですよね。
メタリカが数多世界の欠片を寄せ集めて造った仮初の世界>っていうのを他の自然発生した平行世界と同列に考えて良いものか、っていう。
沼の有無に関しても、メタリカが意図して拾ってきた欠片かも知れませんし、どうにも「世界モデル全体の考察」というものの証拠として使って良い世界なのかがわからないんですね。



・沼の有無
ワタシ世界以外の平行世界で沼があるかないかを確認できれば良かったのですが。
ただし、有った場合はニケが他世界でも死んだことがあるってことに…。
そうなると以前ボクが「ロマンチックすぎる」と自戒した展開も視野に入っちゃいますね。
そうしてくれた方が<影響を与える数多世界><星読み>辺りの解説材料にはなるんですが。
んー、やっぱり世界モデル周りはどうにも証拠不足ですね。



・トルーデ
ボクの書き方が悪かった、というか妄想の類だったのでちゃんと書いてなかったのですが、<トルーデ=ニケを封印しきったメタリカ>ではなく、<=封印することに決め、百騎兵が来ず、封印実施中(数十年)のメタリカ>って感じです。
それが自らの後悔(ビスコを救うのを諦めてニケ封印してる)を繰り返させないため、もしくは過去の自分に干渉し、過去を変える乃至ビスコを救える世界に分岐させるため(この辺はタイムパラドクス周りを調べてみてください)、幻影を送り込んでるイメージなんです。
うん、やっぱり妄想が過ぎますね(笑)。



・理花
理花の余命がまずありき、っていうのはいいですね!
イベント挿入タイミングや沼の残量、ってのは状況証拠ではあるんでしょうが、ボクが疑問のまま投げ出したソースでもあります。
そうか、メタリカの影響で理花が死ぬんじゃなくって、理花の影響でメタリカが死ぬはずだったのをメタリカが覆したから、結果理花も余命が伸びてるのかぁ。
今凄い目から鱗というかなんかひらけたというかアハ体験(古い)というか。


世界間影響が双方向という傍証にもなりえますね。
あー、これほんといいですね…!



・時空の穴
あー、マナニアで一括りじゃなくて、契約主を見るのか、なるほど…。
穴が穿たれた理由も穿ち得た理由もハッキリしないイベントですよねえ。
百騎兵はチュートリアル世界からミデア世界に移動させられてますし、移動に耐えうる能力は在ったかもしれません。
出発する能力こそが封印されてたのかも。
水に浮いて航海にも耐えられるけど動力が付いていない(封印されてる)舟、みたいな。



・ギガカロリー
そもそも<マナを入れるタンクで、そのマナ残量でしかない>ってことですかね。
沼やピラーというガソリンスタンドでの給油、敵が持ってるガソリンを捕食、というそもそもの機能に、メタリカポリタンクor給油車での給油サービスを契約した、と。


 

Z.O.Eシリーズ

ずっと気になってたゲームを、今回のベスト版(&HD版パッチ)を受けてやっと購入――というか、ドラクラ魔女百が一段落したのでやっと開始。
2013年7月末は熱すぎでした。


今のところ、
ZONE OF THE ENDERS

Z.O.E 2167 IDOLOOVA

Z.O.E Dolores, i(TVアニメ)
まで終了。
あとはANUBIS ZONE OF THE ENDERSをやって終わりです。
Z.O.E 2173 TESTAMENTGBAなので流石に…。


で、です。
OVA+アニメ全26話が良かった!


とりあえずボクは親娘モノに弱いことが判明しました。
ラストはSoltyReiの方が好きだけど、こっちも悪くない。
もう12年前のアニメだけど、それでもオススメするよ!


ゲーム一作目は流石にこの時代じゃ正直微妙かなぁ。
でも二作目はかなり評判いいようだし楽しみ。


Z.O.Eシリーズは先があるかないか微妙な感じらしいから、去年の10月にBD-BOXの出たアニメも今ならレンタルあると思うので、気になった人はお早めに!


 

魔女と百騎兵考察・BADENDまでやった上での二周目再読プレイあとがき

まずは、ここまでお付き合い下さった方々に感謝を。
3週間以上もの長い間ありがとうございました。



そして、それだけ長々とやっておきながら結論らしきものをほとんど提示出来ずに終わってしまい、ごめんなさい(汗)。


一周目バッドエンドを終えてわからないことだらけだったので、グーグル先生に考察サイトが無いか尋ねたところ、「ねーよwwwww」と仰られるので、「まぁ伏線わかる状態で、二周目読み込んでいけばわかるかー。」と軽い気持ちで始めました。
失敗でした。
探しても探しても確証が出てこないんですよね。
盲た魔女なんかもそうですけど、傍証はそこそこ出てて「まぁヴェライエだろう。」ってとこまでは行くんだけれど、それ以上が出ない。
例えば<盲た魔女=リカ=ビスコの母親>みたいな意見も2chスレであったりしますけど、これを否定しようとしてもそれを出来るだけの材料もない。
正直言うと考察向きな作品ではないんですねー(超今更)。


妄想や想像で行間を埋めるのには向いていると思います。
たぶん精密な辻褄合わせではなく、ぼんやりと「あーこういうことかー」「俺はこう思ったぜー」みたいな、『プレイヤーの数だけ答えがあるんだよ』的な作劇なんじゃないかな。
<数多世界=プレイヤーそれぞれのプレイ>でいいのかもしれませんね。



一応、疑問の残る箇所やそれに関係しそうな台詞は概ね抜き出せたかと思います。
ウチの考察は間違ってる可能性を多分に含んでますので、決して鵜呑みにはなさらずに。
ウチの説を別のソースを引っ張ってきて否定しそれに変わる説を構築したり、逆に理論補強したり、単に字引的に使ったり、ウチなんか全然関係ないところで新説を立ち上げたりと、便利に使ったり使わなかったりしてくださればと思います。
どこかのだれかのやる気スイッチを押せてれば嬉しいな。


考察関係でまだ心残りだったり、世界モデルについてちょっと思いついたりしたこともあったりしますが、ここでの魔女百考察は一応コレで終わりってことで。
最後まで読んで下さった方々、本当にありがとうございました。


 

魔女と百騎兵考察・BADENDまでやった上での二周目再読プレイその22

二周目プレイしながら、諸々考察していきます。
基本的にネタバレしかありません。
例えば○○というキャラが出てきた時点で、「こいつはラスボスだからこの時云々かんぬん」みたいなことをしていきます。
なので、まだBADENDを見ていない方は読まない方が賢明です。


内容に関してのツッコミがある場合は是非コメント下さい。
ただ、妄想・思い込みの類は勘弁を。ちゃんとゲーム内ソースから導き構築されたご意見をお願いします。







○終幕
なんとか今日中にUP!(ギリギリ)
この記事で最後まで行きますよっ!




▽ミデアの門
メタリカとの会話
・肯定アサーション5連発
選択肢なんて無かった。
でもBGMも相まって、ここはやっぱり熱いですねえ。
ただ、冷静に見ると、メタリカの全魔力を使った封印がニケには解けなかったのに百騎兵はこじ開けてるわけで、封印対象とされていたことでニケが弱っていたとしても、閉じ込めきってたメタリカ+封印を敗れた百騎兵って時点ですでにニケを上回ってる気がしないでもないです。




□ニケ戦
・「あなたたちのことを一番知っているのは私ですもの。」
沼から産まれたという同じ存在でありながら、沼を消す宿命を背負い、沼から離れられなかったメタリカ
沼から産まれたという同じ存在でありながら、ニケを復活させる使命を自らに課し、沼を転々としたマーニィ。
でもその宿命に従わず、百騎兵を見出し、自身そしてニケを解放していったメタリカ
その使命に従うも、百騎兵は見いだせず、ニケを解放できなかったマーニィ。
きっと様々な想いを抱いてるんだろうなと思います。切ない。



・「アグニは巫女であり、魔女なの。」
・「昔、この国では、いまで言う魔女のことを巫女って呼んでいたのよ。」
狭間に片足突っ込んでる魔女だからこそ、ニケの巫女足りえるんでしょう。
最初の巫女はネザリアやリューベンスのように、星読みに近いことができて有難がられたのかも知れませんね。



・「百騎兵ちゃんはね、ニケの一部なの。」
・「私にも、何がどうなのか、一部とは何なのかはわからない…でも、百騎兵はニケ、ニケは百騎兵なのよ。」
これってもう前提で話してきてますが、断言されたのはここが初めてかな?
ただ、この、プレイヤーに色々説明するはずのNPCが説明放棄する、って多くないですか?
『ここまで読んできたならちゃんとわかるはずだ』ってことなら、こちらの読解力不足なんでしょうけど、どうも『細かい辻褄合わせはさせねーよ。適当だもん。』に見えるというか何というか…。
物語もキャラも背後設定も好きだから、そうじゃないと信じたいところなんですが。



・「私と一体になって、新たな力の解放を!」
どんな力が解放されたのかは不明。



・「私達は、復讐しなくちゃいけないの。ニケの、アグニの恨みをはらさなきゃ…。」
・「世界を焼き尽くしてもあきたりないッ!!!」
望みや願いではなく、もう義務と化しています。
メタリカ達との時間を楽しく思ったりもしたんでしょうね。
でも恨みを忘れるわけには行かなかった。
マーニィがメタリカ邸に居つかなかったのは、恨みが鈍化してしまうのを自分でわかっちゃったからだったりするのもあるのかなぁ。



・「さあ、リカちゃん、百騎兵ちゃん。前進全霊を賭けて行くわよ!これで、終わりにしましょう!」
(復讐を)終わりにしてくれ、に聞こえます。
前進に関しては、マーニィのこれまでの発言からも誤字ではないんじゃないかな。
そしてここでは、復讐に囚われて進めないでいる自分達を前進させたいさせてくれ、という願いも込めて。
なんだか言葉の裏が見えて、マーニィの叫びを聞いてると泣きそうになります。



・「…いいだろう。終わりにしてやる…。ワタシ達がお前達を倒してなっ!!!」
きっとメタリカも同じように聞こえてる。



・そして再戦台詞を書き出すために、わざと負けるボク
水を差すとはこのこと。



・ニケとの再戦台詞

「何度でも来たらいいわ!不死身同士の戦い、こうなることは始めからわかっていたのよ!精神がへし折れ、挫け、砕け、裂け、壊れ、消滅するまでの勝負よっ!!」
「キヒヒ、元よりそのつもりだ!!何度だって、何度だってやってやる!百騎兵、いくぞっ!!!」

これのせいで、一度の敗北でそのまま消えるニケが「メンタル弱い」とか言われてますね(笑)。
それはともかく、戦闘前の「ビスコがかえってくる世界はこわさせんっ!!!」も含めて、メタリカの精神的な強さ、<絶対諦めない>が完全に戻ってるところに注目かもしれません。



・マーニィ

「…ゥゥゥ…。…ニ、ニケ…。ニ…ケ…。…死、シンダノ…。ニケ…。シンダ…ノ…?」
「ァァァァァ…!!」
「…恨ンデヤル!」
「妬ンデヤル…!」
「…嫉ンデヤル!!」
「憎ンデヤル…!!」
「呪ッテヤル!!」
「殺シテヤル!!」

再戦台詞もこれ。
一行目はかなり泣き声。
1000年前ニケが死んだと思った時もこんな感じだったんじゃないかと思います。
そして今回のホラー顔はたぶん、外道化。
前回は後追いで沼で溶けて死んだけれど、今回は沼の精なので直接沼からマナを引き出せる。
前回と今回両方での心と体の苦痛がこの姿にさせたのかなぁと思います。
考察にはなってないけど、ここは心情理解でいいよね?




□アグニ戦
・一回目のアグニ移動で、エリアが<封印されし楔>に。
んー、メタリカが閉じてた門こそ、外道三魔女が閉じた門だと思う(<ミデアの門>というエリア名)ので、これがどこなのか…というか、ニケが居たのも厳密に言うとどこになるのかっていうソースが無いような。
<ミデアの門>というのが、扉を指すのではなくて、出入口が扉ひとつしかない牢屋みたいなもので、他世界への出入口は別かな?
そしてそれを閉じてるのが<楔(という名のエリア)>で、外道三魔女はこのエリアで出入口に蓋してる感じでしょうか?



・影の魔女ナスカ/フラン/カカリマ/ラヴュ/ゾローク/ハーケン/スピナ/ナジャ/ミラ
アグニが召喚してくる敵?というか足先に出てくる敵で、確認できたのは以上9人。
13人居そうで怖い。攻略本とかになら全員載ってるのかな?
魔女の形の型紙って感じでした。ペラペラ。
詳細は全く不明。
歴代巫女だったり、これまでニケがアグニと同じように愛してきた他世界のアグニだったりかなぁと妄想なら出来ますが。





▽エンディング
□テキストイベント
・アグニ
以下全文掲載。()内はボクの注釈。

イデカの男性「すげえ、この村から巫女が選ばれたんだ!」
イデカの女性「がんばってね、アグニさん!」
古の時代の魔女「巫女とは名ばかり!この者は悪しき魔女。必ずや王国に災いを呼ぶでしょう。」
古の時代の魔女「村ごと焼き払ってしまいなさい。」
王国の兵士「こいつを使ってニケを呼び寄せるのか。」
王国の兵士「ああ、いい釣り餌だぜ。」
古の時代の魔女「来ました!ニケです!」
古の時代の魔女「首を刎ね飛ばしてしまいなさい!」
国王「どういうことだ、魔女ウルカよ!これでは大地に人が住めん!土地は命ぞ!」
国王「お前達魔女には、責任を取ってもらうぞ!!沼を封じ、ニケを封じてもらおう!死ぬまでな!」
マーニィ「あらら、沼の妖精?ニケに仕えた巫女の生まれ変わりとしてはこれ以上ないポジションね。死んでも一緒にいられるなんて、ニケの思し召しかしら?ふふふ。…ずっと一緒なんて、最高じゃない!!」
(少しの間。おそらくいくばくかの時間経過を表現)
マーニィ「いつまでも、ここに留まってはいけないわね。先へ行きましょう、二人で。前進あるのみかしらね。ニケ…。」

・「これは、なんだ?ニケの…いや、マナの記憶?」
はー…マーニィ大好き(しつこい)。
チュートリアルマップもマナの記憶が形どったものと言えるのかもしれません。
あそこで未来のメタリカの台詞が聞こえたりしたのは…やっぱりトルーデがメタリカと同じ人生を先行して(やっぱりしつこい)。



・「…これだけのマナがあれば可能かもしれない。」
・「…ババアからもらったこれで…。」
・「ビスコを…。」
メモ。



・沼のように大量のマナの中にいるビスコの霊体(?)
マナの中には、記憶だけでなく人格すらあってしかもそれを維持しているという。
…なんでもありすぎませんか?(汗)



・生き返りたくないビスコ
2chスレで、生き返りたくない理由に失恋だのを挙げてる人がいた気がします(ちゃんと読んでないんですごめんなさい)が、個人的にはそんな理由持ちださなくても、以下にある台詞で充分だと思っています。



・「私のためにお前が走り回って傷ついてる姿なんか、見たくないんだ…見ていられないんだ。」
・「“あるべきものは、あるべき姿に還す”。私の先生…いや、母上が言っていた魔女の言葉だ。」
・「だから、私はこのままでいいんだ。」
・「メタリカ、お前は生きているんだ。元の世界に戻って、穏やかに過ごしてくれ。それが、私の願いだ。」
・「お前には、本当に感謝している。ありがとう、メタリカ。」
・「伝えられてよかった。私の悪しき魔女…。さよなら。」
過去に囚われてそれに対して東奔西走するより今を生きて欲しい、って感じでしょうか。
なんて友達思い。
ニケもマーニィに対してそう思ってたからこそ、一度の敗北で消えて見せたのかもしれません。


ビスコの先生=ビスコの母親、はここがソースですね。



・でも生き返らせるメタリカ
なんという自由悪逆。
百騎兵がメタリカの意志に反して、己の自由意志でミデア門をこじ開けたのと同じですね。
メタリカ自身、そうされて嬉しかったりもしたのでしょう。



・「百騎兵…いや、クロ…。今度こそ、お別れだ。」
・「ほの暗き深緑にたゆたいし、すべてのマナよ。すべてのアニマ、すべての沼よ。沼の魔女、メタリカの名において命じる!この者に再び命の灯火をともし、在りし日の魂を呼び戻せ!!我が魂の灯火と引き換えに!!」
これでマナを使い切り、どうせそれで消えるメタリカの命も使いきってやっとビスコが復活。
アニマは…よくわかりません。アニマ=魂を抽象化したもの、なので「すべての魂よ」的な使い方で、魂の再構築の材料としたってことなのかな?


あと、上でメモした<ババアから貰ったこれ>。
…使ってないよね?
それともアニマが魂の再構築に使われたように、死んだ肉体の再構築に使われたのかなぁ。
でもそれだとメタリカの分が。




メタリカの思い出

ドルチェ「むふふ、それはいわゆる思い人というやつかの?なんじゃ、つまらんのぅ。もう少し楽しませてくれてもよかろうに。」
サビーナ「わたしは、ただ…、ただ、さびしかっただけで…!」
ルッキーニィ「無駄、ですか…。ブリダンゴが王子に恋だなんて、確かに変だと思いますけど。でも、ちゃんとやればできることだってあるかもしれないじゃないですか。」
ビスコ「お前の本性が…真に悪しき魔女だとわかったとき…。そのときは、私がこの命に代えてもお前を処刑する!」
アルレッキーノ「ご挨拶が遅れました。ワタクシは、アルレッキーノ。沼の魔女リカ様の執事にしてお目付け役の誠実かつ忠実なシモベでございます。」
リカ「ジャジャーン!どうだ!いい人形だろ!絶対それを持っていろよ。オマエの居場所がわかるからな。これでもう逃げられないぞ。キシシシシ!バカ!食べ物じゃないぞ!なんだ!出し入れできるのか!面白いな!キシシ!」
マーリカ「これ、何の種だよ?森の魔女らしく、毒の沼に木でも生やそうってのか?」
ウルカ「これは、世界樹の種じゃよ。」

ここを見てサビーナは生き返ったって思った人が2chスレにかつていまして。
ひと様の受け取り方を否定しないようにしてはいますけど、流石にそれはないかなー…(汗)。
サビーナの生死についてはわからないんですよねえ。
<魔女の鉄槌>が起きた形跡がないんで生き返っててもおかしくはないんですが、魔女狩り令は出てたみたいだし、やっぱりトトペペに捕らえられてる可能性も高い気がして。
エンディングの一枚絵のどこかに、こっそりサビーナ居たりしないかなぁ。


マーニィが見つけられなかった百騎兵をメタリカが見つけられた理由は、やっぱりここのリカの台詞にあるのが理由かなと思います。
正式な契約未満の縁が出来てたんでしょうね。


世界樹の種についての明言はココが初。



・「びす…こ…。…ごめん…な。」
やっと謝れた、ってのと共に、蘇生を強行したことも謝ってるのかもしれません。



・百騎兵のビスコへの扱い
ほんとなんでこんなに荒いんだろう(笑)。
ビスコの立ち絵はやっぱりかわいい。声や喋り方も。
ノリ(大きな悲憤を抱えた上でのあのハイテンション)ではマーニィちゃん最高なんですが。



・「な、死んでた!?私が!?」
先程の会話の記憶はない模様。
記憶があったら怒ってたかもですね。



・「なんだ、それは…。私を助けて自分が死ぬだと…。それが美談だとでも、思ってるのか、バカ魔女がぁっ…!!」
・「それで…そんなので…私が喜ぶとでも思ったのか…。」
まあ結局怒るんですが。
いい子ですよねビスコ



・種を取り出しビスコに手渡す百騎兵
持っていたのはメタリカから預かってたでいいんですけど、それが何かを正確に理解していたってのは、さっきのメタリカの回想を百騎兵は見ていたってことですかね。





▽スタッフロール
・種を植えるマーリカ
・独りで羊飼いしてるルッキーニィ
・髪(たぶん背も)の伸びたビスコ
・キヒヒ
目を凝らしましたがサビーナは見つからず。
ま、まぁ夜会魔女なんかもないし…というかその辺りを絵にするだけでも後日譚が想像できたんだけどなー。





▽おわり
思ったほど考察するようなとこはなかったです。
とりあえずはこれでゲームは終了。
あとがき的なものを明日UPして、この連載(?)も終了としますね。



 

魔女と百騎兵考察・BADENDまでやった上での二周目再読プレイその21

二周目プレイしながら、諸々考察していきます。
基本的にネタバレしかありません。
例えば○○というキャラが出てきた時点で、「こいつはラスボスだからこの時云々かんぬん」みたいなことをしていきます。
なので、まだBADENDを見ていない方は読まない方が賢明です。


内容に関してのツッコミがある場合は是非コメント下さい。
ただ、妄想・思い込みの類は勘弁を。ちゃんとゲーム内ソースから導き構築されたご意見をお願いします。







○終幕



▽封印されし不浄の地
ピラー1本。




□淀みとは
イベント終了後に「不浄なる淀みは霧散した…。」と出るイベント群なのですが…
ぶっちゃけよくわかりません。
ひずみ解放による結果が見えている、でいいと思うんですが、それがなぜこの地に在って不浄とされるのか、そしてそれが確認されると何故ミデア門への道が開くのか。


メタリカがミデア門に到る扉の鍵として、時間と空間をねじ曲げて行ったひずみ解放による世界改変のエネルギーを云々、等という妄想は出来ますが、ソースらしいソースが全くないのが問題ですね。




□南西の淀み
チンクエの林道でミトンという女の子(語尾は“でち”)に暖かい心を思い出させてもらうお話。


恐らくルッキーニィのひずみ解放による影響、なのでしょう。
ミトンが人間として復活できたのではないかと思われます。
どういうバタフライ効果でそこまで都合よく運んだかは不明。
ミトンは身寄りがないはずで子供の人間だと生きる術が無いため、ハインツは頑張って面倒みてあげてください。
あ、でも子供で、ひどい生活してそうにも見えないし、両親とはいかなくとも母親が戻ってる可能性があったりとかもするか…も…


んー、なんか電波受信しました。
この戦争に行ってその後別の女性と暮らし始めた父親っていうのが実はトトペペ、という電波。
つまり、ミトンはルッキーニィの異母姉だったんだよ!!


うん、流石に妄想が過ぎますね。




□東の淀み
アマタイア王国裏路地でのジャックとベルダの会話。


・「お師匠様〜!!そろそろ、宮廷魔女会議のお時間ですわ。」
あれっ、一周目でもテレッサ生き返ってましたっけ(ひどい)。


魔女会ではなく、宮廷魔女の方の会議。つまりまだ王国所属。
これって、<魔女の鉄槌>自体が無くなってませんか?(汗)
ということは上記のハインツも、政変劇失敗後逃げてるとかじゃなくて、実行を悩んでいた政変自体をミトンの暖かさに触れて思い留まったとか…?
現状ってどうなってるのー!?




□北の淀み
謁見の間での王国首脳陣の会話。
ビスコのひずみの影響…のはず。

ダムー卿「やむを得ません…。異端審問官は解散しましょう。」
ジールデン参謀「それがいい。魔女狩り令が無くなったいま無用の長物です。」
国王「ああ、そうじゃな。しかし、色々なことが遅すぎた。」
ジ「そうですな…。」
ジ「陛下、どちらに…?」
王「ふむ、気分がすぐれなくてな…少し休む。それでは、ダムー卿。失礼する。」
ダ「はっ…お大事になさってください。」
王「はぁ…。ビスコール…。愛娘よ…。」
ヒルダは、気丈に表情をつくると国王に声をかけた。
ヒ「お父様…。元気をおだしになって。ヒルダは、いつでもここにおります。」
王「ああ、そうだな。」

ヒルダ無事でした。
それはともかく、ダムー卿が生きている(刺されてない)上に、ベルダは宮廷魔女のまま(首になってない)、ジャックも王国内に居る(逃げ出してない)。
<魔女の鉄槌>自体がおこらず、でも魔女狩り令は出ていたっぽいです。
ハインツかトトペペ、どちらかの意図で魔女狩り令が出されるも、トトペペが狂王を僭称しビスコは死亡。
そのトトペペをメタリカが討ったため、魔女狩り令は撤回。ネザリア達夜会との交渉もあるかな?
そんな感じの推移でしょうか。
ハインツの関与については不明ですかね。
首謀者で今は逃走中なのか、一連の流れを見て(特にトトペペ)魔女排斥や野心に凝り固まっていた己を顧みていたのか。
トトペペの野心とやったことって、ハインツのやろうとしたことと大きくは違わないんですよねえ。
邪魔者を排除し、王族と交わって王位に、って点で。




□南の淀み
チョコレート楼…あれ?単に誤字でしょうか?それともそういう建物もあるのかな?
関係改善されたヴァレンティーヌ達のお話。


・「危ないところじゃったな。あのまま奈落におったらどうなっておったか。お前達であろうと、命にかかわったじゃろうよ。」
奈落…もう聞くのもうんざりですが一応聞いておきましょう。
何処の何ですかそれ…。




□北西の淀み
リューベンスの自由と、パープルピール/ラビィのお話。


・朝日に照らされると、リューベンスの肉体は砂塵となり、音も無く崩れ去った。
砂塵となり、がポイントでしょうか。パープルピール家の関係を匂わせます。
同時に、パープルピール家は一族で砂塵が魔力傾向、と考えられますね。
パープルピール個人にではなく、一族にずっと修理されてきたわけですし。
やはり傾向は遺伝すると思われます。


・「おばちゃん。」
この言い方が出る辺りは、ひずみ解放の影響でしょうね。
このイベントのラビィは好戦的なところを全く見せません。師匠思いのいい子です。口は悪いですが。


・「(ふん、あんたの契約も解いてるんだけどね。)」
以前ラビィの件で考察したのは、これがソースになってます。
このイベント中、ウサくんがひとつも喋らず、ラビィもウサくんに話を振らない、ってところも注目です。
表情は変わるので生きて(?)はいますが。



※リューベンス淀み後のアズブロッケン山
山頂に行くとイベント。ボクも今回が初見。
正確なイベント発生タイミングはわかりません。
ですが、淀み解放途中のこのタイミングで行ったら、何故かメタリカが顔を出し(通信時や同化中に中から話しかけてくる時の顔)てしまい、違和感バリバリでした。


そして以下は全文。
自分で見たい人は飛ばしてください。

百騎兵は、リューベンスの魔法文を見つけた。
メタリカへ。
パープルピール一族の秘術が解けたいま、ワタシの体はもうすぐ崩壊するでしょう。
わずかですが、最後の時間を使ってあなたへの手紙を書くことにしました。
ひとつだけ、あなたに伝えたいことがありました。
百騎兵の存在だけは、どの平行世界にもあるわけではありません。
今の、この、ワタシを救ってくれたあなたの記録にしかないのです。
何かの参考になればと思い記します。
もう時間が近いみたい。
でも、ワタシは今、自分の意志で生きている。
好きに、生きている。
自由をありがとう、メタリカ。」

…どう読みましょうかね、これ…。
リューベンスの能力とやっていた記録を踏まえると、下手したら<百騎兵の行動と結果は平行世界に影響しない>と読めちゃいますけど…。
他世界のリューベンスが、この流れに全く影響を受けず自由になれない(=救われた記録がない)ってことは、他世界のパープルピールは解放を行っていないということに。
そうやって遡って行くと…あらゆることが影響を与えていない…?
あれ、これ、百騎兵やニケが存在する世界は可能性分岐できないってことか…?
ニケの影響である沼やピラーも他世界に絶対にないのなら…いやそうなるとメタリカの存在…は、そうか、ウツシがあるんだから影響を“受ける”ことはあるのか。ただし、百ニケの居る世界からは影響が“出て行かない”。
あー、でもそれだと理花が余命超えてる理由がわからなく…百騎兵が直接助けたわけじゃなくメタリカの余命が伸びた影響だから通った?いや、それだとリューベンスだって、パープルピールの死が直接原因だし、死因を百騎兵に求めるなら、メタリカの余命だって百騎兵が居てこそ伸びてるし…


だめだ!わかりません!




□北東の淀み
そそり立つブルッケントゥルムさんのその後の話。


・「よ、よくあいつらがクーリュフを渡したもんだべ…。」
・「ふん、ボクにかかればこんなものの一つや二つ…。し、しかし…クーリュフがあんなものだったとは…うぇ…。」
これと、メタリカの時には<怪我の治療が必要なくなるもの>だったのとを合わせると…
やっぱり何なのかハッキリしません。
嘴ではなさそうな気もしますが、名前の元ネタですしねえ。




□南東の淀み
議会場でのトルーデとネザリアの会話。
ネザリアがトルーデ=リカと知っているのは、ネザリアも星読みのように他世界を覗ける人だからですかね。
直接事情を聞いてもいるでしょうけど。

待っているトルーデの元に、ネザリアが転移してくる。
「本当に、これでよかったの?リカ」
「…ええ。ありがとう、ネザリアさん。」

台詞はこれが全て。
ネザリアのひずみの解放によって起きたミデアでの出来事、とはちょっと違う感じに見えます。
どちらかというと、ワタシ世界でネザリアがあそこに居た理由のような。
ワタシ世界でトルーデがワタシ世界ネザリアに、ひずみ発生とニケの姿を見せるように頼んだのか、
ミデア世界でトルーデがミデア世界ネザリアに、頼んだのか、
トルーデが元々存在する世界でトルーデ世界ネザリアに、(ry


あ、違う。
ピーンと来ました。
「マーリカネズミをウルカの元に届けて、でも手は出さずにいてくれ。」っていう頼みだったのかな。
これならあのタイミングでネザリアが姿を見せなかったのもわかる。
そしてこれがネザリアのひずみ結果だということは、トルーデが知る流れではウルカの前にマーリカが来れなかったんじゃないだろうか。
生き返ったネザリアにトルーデが依頼したからこそ、マーリカネズミをあの場に送れた。
トルーデがそうしないと、あの時点でメタリカがあの場所にいるとはマーリカも知りようがなかったはずだし。
もし、ボクのトルーデ論が大外れしていないとすれば、トルーデがメタリカとほぼ同じ道を歩んでいたとしても、トルーデの時はこのイベントのようなことをする人が居ないため、ネザリアは復活してはいても状況を知らず、トルーデとウルカは1対1で顔を合わせてたのかもしれません。


あー、やっぱりトルーデを封印を続けたメタリカとしたい。
でも証拠が足りない上に、<世界に1つだけの百ニケ>が邪魔してくるぅ!
ちゃんと成立してる世界モデルの公式見解はよぉ!!




▽おわり
短いけど今回はここまで。
ラストバトル直前なのに、謎は増える一方でした。なんだこれ。
次回終われるかどうかは、ここからのアグニの語り内容によります。
ここまでない新規情報の爆弾発言とかするなよ!絶対するなよ!!


  

魔女と百騎兵考察・BADENDまでやった上での二周目再読プレイその20の付記

その21がまだ書けてませんすみません。
今回は、その20でさらっと流した外道三魔女についてを、妄想全開でお届けしようかと思っています。
小一時間で。


あまりぶっ飛んだ方向に行かないようにはしますが、裏付けの取り様のない妄想であって考察ではないので、「ねーよwww」とか「バカスwwww」とか思いながら読んでくださると助かります。
というか、読まなくても平気です。たぶん。




▽外道三魔
強い意志があったから、正気を失わずに出入口封印をした彼女たち。
それによって魔力が尽き、正気を失った後、何故か色んな地域に移動しています。
個人的には故郷に戻ってるんだと思うのですが…。
また、その姿には共通点が見られません。
その辺りを妄想していきます。




□木漏れ日の魔女キルケンビュート
彼女は外道化した姿が翼人で、正気を失ってからは翼人達の居住地近くに居るようになります。
外道化したブリダンゴミトンが、そこまで大きくは姿を変えなかったことからも、もしかしたらキルケンビュートは元々翼人だったのかもしれません。
つまりニケの末裔ですね。
本来ニケ側に属してもおかしくないキルケンビュートがニケに敵対したのは、その魔力傾向からかも知れません。
【木漏れ日】は骸布の説明によると、<正しきを見極める瞳の力>ですから。


または、出入口封印に対して見せた強靭な意志は、キルケンビュートこそがミデア扉を開き、ニケがこの世界に入るキッカケを作ってしまったのかも、という妄想も出来ます。
子供の頃ほこらを崩しちゃった、とか、冗談半分で集落に伝わる儀式をやったらほんとにニケがきちゃった(コックリさんやっちゃった的なノリ)とか、翼人なのに魔女になってしまって風当たりが強かったことへの復讐に魔が差してやってみたらすごいのきちゃったとか。


それへの責任から出入口を閉じることに執着していた、ってのもアリかなぁと考えています。
翼人だとすれば、世界間影響に関係するクーリュフなんてものもありますしね。




□蝕の魔女アラマシラ
ましら”というのは、日本語での猿の異称で、このことからもファンタジー世界でいうところの東の国との繋がりが見えます。
wizなんかがそうですね。侍や忍者の職業説明で<東の国>と出てきます。


さて、彼女はサビーナの住んでいた東の国へ移動し、襲撃しています。
何故でしょう?他の外道魔女はアマタイア王国に残っているのに。
ボクはここに、<正気を失った外道は故郷に向かった><アラマシラの生国は東の国>という二点を妄想します。


シシーテ戦場跡地に居たのはサビーナを追ってでしょう。
無意識に戻った故郷を自らの手で破壊し尽くしてしまったアラマシラは、サビーナを<残った故郷>的な扱い&<残されてひとりぼっち>な同類、として付きまとっていたのではないかと思います。
さらには、サビーナとアラマシラには、繋がり――といっても、肉親と呼べるほど近いものではない繋がりもあったのではないかと妄想しています。


ましら”という名前からは山の気配がします。または身軽な者。
そして、姿を消して移動、という他の人がやらない魔法を使うサビーナとアラマシラ。
さらには、氷雪に居た東の国の女の台詞から「一宿一飯」「追っ手」。


そう。ボクは彼女らの故郷が、山里の忍び里みたいなものではなかったかと考えているのです。(笑うところですよ?)


そのため、彼女らには薄い血縁や、それが無くとも、同じ一族としての繋がり(伊賀とか甲賀とかっていう括り)があり、似たような術(魔法)を継承しているのではないかと。
そして、実際故郷の周りには猿も多かったり、家名が<猿飛>的な名前だったりして、あの姿に外道化したのかなぁと。


だめですか?これ(笑)。
一応、【蝕】の骸布の説明は<欲望に負けない義の力>で、侍や忍者っぽい感じはします。すると思ってください。
そして、なんらかの恩義に報いるために強靭な意志を発揮し、外道化後も出入口を封印するまでは正気を保ったのでしょう。
正気を保つために陰腹とかしてたかも知れませんね。



…大丈夫?付いてきてる?




□腐葉の魔女ファーレンハイト
旧王都の市街地に居ます。
ここは、雑魚もピラー守護者も蜘蛛が出てきており、どうにも蜘蛛に関わりがある地域のようです。
もしかしたら、旧王国の紋章が蜘蛛だったりするのかも知れません。


ここで妄想のタネになるのは、やはりノーラでしょう。
もう誰も来ない場所で店を開いているノーラ。
「この戦いが終わったら、二人で故郷に店を開こうね。」的なやりとりがあったとしか思えません。
幼なじみなのか、同郷の友人なのか、同門の友人なのか、百合なのか、全部なのかはわかりませんが。


その約束を守るために正気を失ってもこの場所に戻ったファーレンハイト
その約束を守るために一人でも店を開き続けるノーラ。


リリーは見習うべき。


【腐葉】の骸布説明がまた、<他者を慈しみ愛する情愛の念>で、くはぁ!です。
やられそうになるノーラをかばうために外道化。さらにその未来の為に正気を保ち続け出入口封印。ノーラの命と二人の夢を守り切る。
というドラマまで妄想できます。


ほんとリリーは見習うべき。何がそそりたつブロッケントゥルムさ。




□番外
ベルダがムカデなんかに変身するから、上の外道化後の姿に説得力がありません。
性格的には合ってるけどさぁ…。





▽おわり
以上、妄想劇場でした。
ベルダの件がなかったら考察扱いにしても良かったんですが、それでも行き過ぎた推測かなと思うのでネタっぽく行きました。
それにしても、古13魔女周りはいいですねー。妄想が捗る捗る。
本編も本筋はいいんですけど。
世界モデルに関してだけが気になって仕方ない。


とりあえず次回からは本筋に戻ります。
お目汚し失礼しました。
読んでくださった方々には感謝を。


  

魔女と百騎兵考察・BADENDまでやった上での二周目再読プレイその20

二周目プレイしながら、諸々考察していきます。
基本的にネタバレしかありません。
例えば○○というキャラが出てきた時点で、「こいつはラスボスだからこの時云々かんぬん」みたいなことをしていきます。
なので、まだBADENDを見ていない方は読まない方が賢明です。


内容に関してのツッコミがある場合は是非コメント下さい。
ただ、妄想・思い込みの類は勘弁を。ちゃんとゲーム内ソースから導き構築されたご意見をお願いします。







○終幕



▽古13魔女
わかっていることを書き出して置こうと思います。
2chスレでも骸布との関連を指摘する声がありましたが(先を越されてちょっと悔しい。特にヘルゼーエンとの関連。)それについても。


□13人の名前
ウルカ以外は、ウルカが挙げた順にそのままです。

キルケンビュート、ファーレンハイト、ノーラ、アラマシラ、ランダルフィン、メラノーダ、ヤプトラーカ、ネザーランド、ディディ、ヴァレンティーヌ、ドートリッシュ、ヘルゼーエン、ウルカ

□外道法
ウルカの台詞から、一人(ウルカ以外の誰か)が外道法を編み出し、何人かがそれに手を染め、あるものは戦い朽ち果て、あるものは正気を失いました。
そしてキルケンビュート、ファーレンハイト、アラマシラの三人がミデア世界の出入口を閉じ、その時点で正気を失ったようです。


編み出したのは、渓谷にその名を残しているヤプトラーカではないかと思います。
この渓谷の全体マップで見れる説明は「かつて魔女達が異形のものと戦いを繰り広げたという伝説の谷」です。
そして確認できる限りでは、巨大化した(外道化した)魔女の骸が三体あります。(化石回廊の柱、というピラーから北の細い道を進むと見えます。)
魔女達が戦い、骸も3つ残っているのに、一人の魔女の名だけが付けられているからには、それだけの理由があったのだと思われます。


また、ニケの子孫を名乗る翼人族がこの北に居るため、ニケは元々その周辺地域に居た可能性が高い。
つまりイデカの村もその地域にあったのではないのでしょうか。
そしてニケを、アグニを人質にすることでおびき出し、渓谷辺りで戦闘。
外道化による戦力も投入し犠牲を出しつつもウーズ森側へ引き込んでいく。
そして最終的に胴体が崩れたというニブルヘンネで斬首して決着。
こういうルートでの戦闘だったのではないかと。


この説であれば、ニケと伴に戦いながら東進していたイデカの人達が、ニケ敗北後の撤退でニブルヘンネ〜森〜ヤプトラーカ風穴というラインを避けて南に逃げ(北は王国領の内側、東に行くにはニブルヘンネを抜かなければならない)、環境が厳しく人が近寄らない氷雪地域に隠れ里を作った、という説明も可能かもしれません。



□誰が外道化したか
キルケンビュート、ファーレンハイト、アラマシラは確定。
ヤプトラーカも渓谷名になっている以上、おそらくあの骸のどれかが本人だと思われます。


生存の確認できるウルカとドルチェ、ノーラはしていない。していた場合は、出入口の封印に参加するでしょうたぶん。
いや、参加した上で正気を保った可能性もありますが…ウルカの言い様からは三人だけで行ったように聞こえます。


封印までに死亡していた可能性もある他の面子に関してはなんとも言えません。
子を残していたり、縁者が他にも居たりすれば家名自体は残せますし。
一応、近年まで家名が残っていて確認できるのは、ネザーランド、ドートリッシュ、ヘルゼーエン。
この三家は生き残ったと考えるなら、残るのはランダルフィン、メラノーダ、ディディ、となります。
渓谷には3つの骸があったので、この中から二人は確実に外道化している、と。


また、刀剣武器の<魂ノ欠片ノ刀剣>にはディディの名が見られます。
説明文は「伝説の魔女ディディが命と引き換えに造ったとされる刀剣のレプリカ。」。
強靭な肉体性能を得るという効果の外道化が、武器精製に必要とはちょっと思えません。
実際ウルカも外道化せずに百鬼百命シリーズを作っていますし。
なので、ディディの外道化の可能性も低いと思われます。


よって、近代に残った三家が外道化しなかったという仮定においては、

【外道化し、ミデア世界の出入口を封印】
キルケンビュート、ファーレンハイト、アラマシラ


【外道化し、渓谷で戦死】
ヤプトラーカ、ランダルフィン、メラノーダ


【外道化せず、現代まで本人が生存】
ウルカ、ヴァレンティーヌ、ノーラ


【おそらく外道化せず、その血筋を近代まで確認できる】
ネザーランド、ドートリッシュ、ヘルゼーエン


【おそらく外道化せず、その命によって剣を齎した】
ディディ

という内訳ではないか、というのがボクの考察となります。
ディディ以外3人ずつというのは出来過ぎな気もしますけど。



□骸布との関係性
とりあえずは書き出してみましょう。ローマ数字は機種依存文字ですし省略しますが、一応数字順。

【泥の骸布】厳しい環境で生き抜く力が込められている。
【陽の骸布】毒を寄せ付けぬ高潔な精神が込められている。
【華の骸布】悪しきを許さぬ強き精神力が込められている。
【木漏れ日の骸布】正しきを見極める瞳の力が込められている。
【宵闇の骸布】力に屈服しない強い信念が込められている。
【焔の骸布】心の深くに根付く仁の思いが込められている。
【香木の骸布】深き眠りを跳ね返す覚悟の力が込められている。
【朧の骸布】闇を照らし進む勇気が込められている。
【蝕の骸布】欲望に負けない義の力が込められている。
【腐葉の骸布】他者を慈しみ愛する情愛の念が込められている。
【霧の骸布】知識と知恵を行使する知性の力が込められている。
【苔の骸布】困難を打ち砕き押し通す意志の力が込められている。
【白夜月の骸布】諦め挫けない強い精神力が込められている。

「焔がラビィなんだから、古13魔女じゃなくね」という話もありますが、逆に、外道三魔女+華+霧+陽の6つがありますし、焔以外の夜会魔女――灰汁や薄氷はともかく、それなりに歴史もありそうなパープルピールの砂塵だの、リューベンスの南瓜だのが無い以上、焔だけが例外なのであって、基本的には古13魔女と対応させるほうが説得力がありそうに思えます。
以下、個別に見ていきますが、流れ的に問題の焔から。



・【焔】
上でも書きましたが、古13人に限定しない場合、ゲーム内で明らかになる灰汁/薄氷/砂塵/南瓜/森/沼、を避けて焔だけを使うのは、どうにも違和感があります。
恐らく神殺し当時の本人ではないネザリアやヴェライエの二つ名が骸布に含まれていることも踏まえて、やはり古13魔女達の二つ名――というか魔力傾向、が対応していると考えた方がいい気がします。


ウルカ→マーリカ間の二つ名の譲渡に関しては微妙ですね。
パープルピールなんかもそうですが、砂漠を治めているから砂塵の魔女なのか、砂塵の魔法が得意だから砂塵の魔女なのか。
マーリカなんかは両方の意味で森が合ってますが、ウルカは森を治めてたからに過ぎない気もします。
陽から毒蛾になったヴェライエの例もありますし、基本的にはまずその魔力傾向から二つ名が与えられ、その後変更されることもある、って感じでしょうか。


また、陽や霧を見るに、その魔力傾向は血縁で同系統のものが表出しやすいのかと思われます。
ネザリアは…はっきりしません(後述)が、ヴェライエに関してはウルカへの態度から、同期や同じニケ戦を経験したという感じがせず、やはり古ヘルゼーエンの子孫かと思われます。


つまり、骸布が古13魔女の二つ名乃至魔力傾向だと仮定した場合、それは子孫にも引き継がれやすいと思われます。
そしてラビィは拾われっ子です。
その二つ名が、古13魔女の一人と思われる【焔】と同じだということは…。
本人がニケ戦で死んだのか、生き残ったけれど家名を現代まで残せなかったのかはわかりませんが、その血がどこかに残っていた可能性があります。
それが誰なのかはわかりませんが、少なくとも以下に挙げる、ゲーム内で魔力傾向が確定している人達ではないはずです。



・【木漏れ日】【蝕】【腐葉】
外道三魔女を倒した時『○○の封印の魔力が減衰するのを感じた』と出るため、彼女らがそれぞれに対応していたようです。
前から順に、キルケンビュート、アラマシラ、ファーレンハイト
また【木漏れ日】はシシーテ戦場跡地の窪地を覆っていた闇の力をかき消してもいます。(ブーメランで押すスイッチ)



・【陽】
問題のヘルゼーエンに対応するものです。
どうもこの魔力傾向は毒に強い模様。
この毒ですが、ロリカのくだりでヴェライエがマスク無しで沼に近づいていることからも考えて、<高濃度マナの瘴気に強い>と考えてもいいかと思います。
これを傍証として、異空間の瘴気の中でも狂わずに済んでいた盲た魔女が、ヴェライエではないかという裏付けに使えるかもしれません。
このタイミングでは先走りになりますが、ビスコ自身の「母=先生」発言からも、<ビスコの母=ビスコの先生ヴェライエ=異空間の盲た魔女>には説得力があるかと思います。
つまり、ビスコは【陽】の魔力傾向を、血統として先天的に持っていた可能性があります。
これにより、ビスコには毒=高濃度マナの瘴気への耐性がある訳です。
全裸で沼に直で浸かれるかどうかまではわかりませんが、マスクも護符も持たずに、沼に来た時に兵士たちが体調を崩しても平然としていた件、異空間でも体調を崩したりしなかった件、メタリカ邸でも平気だった件には説明がつくかと。



・【華】
ヴァレンティーヌがピラーを造りそのせいで碧斑病になったという際のウルカの言い様から、ドルチェ本人が古13魔女のヴァレンティーヌだと思えます。
つまり、これはこのまま。



・【霧】
古13魔女のネザーランドがこれかと思われます。
現代のネザリア=ネザーランドのご先祖かなと。たぶん。


たぶんと言ったのは、現状ネザリアが近代の魔女だと思われている理由が、「長い魔女会の歴史において、最年少で議長になった」という点だけだからです。
つまり、本編時議長なのが、マーリカの後を継いで最年少で議長になったところ、みたいな受け取られ方をされています。
ですが、ネザリアは、ジェラートに数百年(賢君やってたと自称)任せている間寝たきりだったはずのドルチェと面識があるっぽい。
また、ゲーム内において、ネザリアはウルカともドルチェとも顔を合わせない。
これ、ネザリアこそが古13魔女のネザーランドの可能性ありませんかね?


1000年前当時、13人の中で一番年下、でも神童とされるほどの天才魔女としてニケ戦に参加。
その後の夜会でウルカやドルチェが議長をやったこともあるだろうけど、二人は沼処理の関係で議長からは降りる。
他に就任した人もいるかもだけど、そのうちドルチェ辺りが推薦し、ネザリアが議長に就任。
その年齢は当時は勿論、現代から見ても早すぎる年齢であり、現在も最年少記録は彼女のものである。
みたいな。
その後は育ってきた後進に議長を譲りつつ(ヴェライエとかマーリカとか)、本編ではマーリカ行方不明を受け(たぶん本人からも頼まれ)暫定的に再び議長に、みたいな。


この場合、問題となるのは<調査>をしていた点。
古13魔女の一人ならそこが何なのか知っていたはずなので、以前書いたようにニケ打倒のための調査だとしたら少し違和感。
ただ、後に「ベルダは完全に敵になった」とマーリカネズミと会話するシーンがあることからも、この調査はニケじゃなく、<ベルダがニケ封印の場所で何かしてる>ということへの、ベルダの動向を調査していたのかなと最近では考えています。


まぁ論拠は弱いのですが、ネザリアが近代の若い魔女、というのも同じように論拠が弱かったりするので、もしかしたら…ってお話でした。



・他の魔力傾向
想像で当て嵌める事は出来ますが、証明はできません。
【朧】の「闇を照らし〜」という説明文から、これを燭台を武器にしていたノーラ辺りに当て嵌めたい気もしますが、上に挙げたものほどしっかりしたものではないですね。




□ドートリッシュ
ビスコの姓と同じということで、これまでにも色々考えましたが結論は出ません。
でもボクの(気持ち悪い)脳内ストーリーならあります(笑)。
以下にざっと書きますが、読む必要はゼロです。

らぶらぶなニケとアグニ。
アグニの幼なじみで、彼女のことが好きだったアマタイアは歯噛みしますが、相手が神では太刀打ちできません。
嫉妬が主でしょうが、彼からすると、信仰していた神がその力をいいことに巫女を好きにしている、と映ったのかもしれません。
彼は、パワハラする(してると思い込んでいる)ニケからアグニを取り戻すため、そんなことを許容して(信仰して)いるイデカの村ごと、旧王国に売り渡しました。
アグニを浚い(彼は助けだしたと思ってる)、ニケの位置を知らせたのです。
その功績からアマタイアは爵位と兵を得ました。
彼はこれでアグニと幸せに暮らせると思い込んでいました。
ですが、助けだしたと思っていたアグニの口からニケとは相思相愛であったと聞かされ、あげく裏切り者と罵られる始末。
しかもアグニはニケを誘い出すエサとして使われることになりました。
彼はニケ戦を超頑張りました。
ニケが死ねばアグニも目を覚ますだろうと。あんな化物よりも、同じ人間の偉くなった俺になびくだろうと。
それとは別に、裏切り者が王国内で信用を勝ち取るためにもそうするしかなかったという側面もありましたが。
ニケの強さは尋常ではなく、戦いは永きに及び、魔女達の造った武器を持ってしても相手になっていませんでしたが、そんな状況でもニケに挑み続けるアマタイアの姿に兵達は奮い立ち(彼はアグニの心が欲しくて必死なだけでしたが)、心酔し、彼の王国内での名声は上がる一方でした。
そしてそれは兵達だけでなく、一人の魔女の心をも捉えました。
それが13魔女の一人、ドートリッシュだったのです。
ドートリッシュは控えめな性格で、アマタイアの心がアグニに向いているとは知りつつも、彼を愛し、アグニに罵られ続け苦悩する彼を慰めるために自らの身体を任せることさえしました。
また、彼の王国内での地位を確固としたものとするため、政治的に動き、さらに民意を得られるような活動もしました。
そんなメロドラマ展開をしつつ、外道法を得た魔女達の力もあってニケを打倒。アグニもその後を追います。
結局アマタイアはアグニを裏切り殺してしまっただけだったと絶望します。
しかしドートリッシュはそんな彼を支え、危険が排除された事に歓喜する民が居ること、そして民も兵もアマタイアを新王に迎えたがっていることを彼に教えます。
彼は世論と贖罪と、自ら起こしたことへの後始末のためにも王の座につきました。
魔女との協力関係を主とする新王国の国王の座に。
一方、ニケ教そのものに関しては真実を残すことは許されませんでしたが、宗教自体は弾圧されませんでした。
アグニやイデカの村人達への後ろめたさがあったのかも知れません。
そして、アマタイアは、これまでの献身とその愛に応えたく思い、ドートリッシュを后に望みました。
ですがそれは容れられませんでした。
「魔女との協力関係を公とするために結婚するのは構わないが、2つの国に挟まれたこの国を維持するためには、外交のための婚姻関係は不可欠。それを無視して正室に魔女を置く国とすれば、両国から危機感を募らされ、早晩攻め滅ぼされましょう。」
という重臣達の意見が上がり、また、ドートリッシュ自身もその意見に賛同したからでした。
結果、ドートリッシュは側室(もしくは妾)の位置に留め置かれました。
当人達の感情とは別に、少なくとも対外的には<魔女との協力関係を示すための後宮入り>と扱われたのです。


その後彼ら自身がどういう感情でどういう関係で生きたのかはわかりませんが、現在の王室においては<側室(妾)の子にはドートリッシュ姓を授ける>という慣習が残っています。


裏切り者なのに何故か国王になったアマタイアと何故か王女に付けられてるドートリッシュ姓を説明してみました。
妄想で。
ボクの中の古ドートリッシュの映像イメージはヒルダ王女みたいな感じです。
もうひとつ、ドートリッシュが裏切りを唆し、アマタイアを傀儡の国王にするビッチverも考えましたが、そっちは<人間を愛して不幸になった魔女>の系統に入れられなくなるのでやめました。




□ディディ
上のグループ分けで何だか浮いてる彼女。


ネザリアの説明ではニケは首を飛ばされて死んだっぽい。
そしてウルカの話からは、ウルカがトドメを差したらしい。
つまりウルカがニケの首を飛ばし、その後外道三魔女がミデアの出入口を閉鎖、で決着したようです。


さて、外道化した肉体を持っていたわけでもないウルカが、どうやって街3つ超えるほどの勢いでニケの首を飛ばしたのか。
現在ほどマナが無く、そこまで強力な魔法が使えなかったという当時に、魔法では不可能じゃないかと思われます。
そこで出てくるのがこのディディが命を賭して造った剣なのかなぁと。
言ってしまえば、外道法以外でニケの肉体を上回った唯一の魔女なのかも知れません。




□おわり
予想以上の長さになりましたすいません(汗)。
ニケ戦って順を追ってみるとかなり熱い展開してるんですよね。
この辺りノベライズとかコミカライズされると面白そうだなぁと思うんですが。


次回はよどみ。
…なんですが、最近まとまった時間が取れなくて、まだプレイできていません。
いつもプレイしながら台詞を抜き出して、ある程度進んだら考察文書いて、って流れなので1イベントで結構な時間掛かるんですよね。
それでもチマチマ書き溜めて、コメント返信→貰ったコメや進んだ自分のプレイに合わせて書き置いてある記事を手直し→記事アップ、を毎日やってたわけですが、ついにストックが切れました。てへ。


なので、更新が数日途切れる可能性があります。
先に謝罪しておきますね!ごめんなさい!