魔女と百騎兵考察・BADENDまでやった上での二周目再読プレイその20の付記

その21がまだ書けてませんすみません。
今回は、その20でさらっと流した外道三魔女についてを、妄想全開でお届けしようかと思っています。
小一時間で。


あまりぶっ飛んだ方向に行かないようにはしますが、裏付けの取り様のない妄想であって考察ではないので、「ねーよwww」とか「バカスwwww」とか思いながら読んでくださると助かります。
というか、読まなくても平気です。たぶん。




▽外道三魔
強い意志があったから、正気を失わずに出入口封印をした彼女たち。
それによって魔力が尽き、正気を失った後、何故か色んな地域に移動しています。
個人的には故郷に戻ってるんだと思うのですが…。
また、その姿には共通点が見られません。
その辺りを妄想していきます。




□木漏れ日の魔女キルケンビュート
彼女は外道化した姿が翼人で、正気を失ってからは翼人達の居住地近くに居るようになります。
外道化したブリダンゴミトンが、そこまで大きくは姿を変えなかったことからも、もしかしたらキルケンビュートは元々翼人だったのかもしれません。
つまりニケの末裔ですね。
本来ニケ側に属してもおかしくないキルケンビュートがニケに敵対したのは、その魔力傾向からかも知れません。
【木漏れ日】は骸布の説明によると、<正しきを見極める瞳の力>ですから。


または、出入口封印に対して見せた強靭な意志は、キルケンビュートこそがミデア扉を開き、ニケがこの世界に入るキッカケを作ってしまったのかも、という妄想も出来ます。
子供の頃ほこらを崩しちゃった、とか、冗談半分で集落に伝わる儀式をやったらほんとにニケがきちゃった(コックリさんやっちゃった的なノリ)とか、翼人なのに魔女になってしまって風当たりが強かったことへの復讐に魔が差してやってみたらすごいのきちゃったとか。


それへの責任から出入口を閉じることに執着していた、ってのもアリかなぁと考えています。
翼人だとすれば、世界間影響に関係するクーリュフなんてものもありますしね。




□蝕の魔女アラマシラ
ましら”というのは、日本語での猿の異称で、このことからもファンタジー世界でいうところの東の国との繋がりが見えます。
wizなんかがそうですね。侍や忍者の職業説明で<東の国>と出てきます。


さて、彼女はサビーナの住んでいた東の国へ移動し、襲撃しています。
何故でしょう?他の外道魔女はアマタイア王国に残っているのに。
ボクはここに、<正気を失った外道は故郷に向かった><アラマシラの生国は東の国>という二点を妄想します。


シシーテ戦場跡地に居たのはサビーナを追ってでしょう。
無意識に戻った故郷を自らの手で破壊し尽くしてしまったアラマシラは、サビーナを<残った故郷>的な扱い&<残されてひとりぼっち>な同類、として付きまとっていたのではないかと思います。
さらには、サビーナとアラマシラには、繋がり――といっても、肉親と呼べるほど近いものではない繋がりもあったのではないかと妄想しています。


ましら”という名前からは山の気配がします。または身軽な者。
そして、姿を消して移動、という他の人がやらない魔法を使うサビーナとアラマシラ。
さらには、氷雪に居た東の国の女の台詞から「一宿一飯」「追っ手」。


そう。ボクは彼女らの故郷が、山里の忍び里みたいなものではなかったかと考えているのです。(笑うところですよ?)


そのため、彼女らには薄い血縁や、それが無くとも、同じ一族としての繋がり(伊賀とか甲賀とかっていう括り)があり、似たような術(魔法)を継承しているのではないかと。
そして、実際故郷の周りには猿も多かったり、家名が<猿飛>的な名前だったりして、あの姿に外道化したのかなぁと。


だめですか?これ(笑)。
一応、【蝕】の骸布の説明は<欲望に負けない義の力>で、侍や忍者っぽい感じはします。すると思ってください。
そして、なんらかの恩義に報いるために強靭な意志を発揮し、外道化後も出入口を封印するまでは正気を保ったのでしょう。
正気を保つために陰腹とかしてたかも知れませんね。



…大丈夫?付いてきてる?




□腐葉の魔女ファーレンハイト
旧王都の市街地に居ます。
ここは、雑魚もピラー守護者も蜘蛛が出てきており、どうにも蜘蛛に関わりがある地域のようです。
もしかしたら、旧王国の紋章が蜘蛛だったりするのかも知れません。


ここで妄想のタネになるのは、やはりノーラでしょう。
もう誰も来ない場所で店を開いているノーラ。
「この戦いが終わったら、二人で故郷に店を開こうね。」的なやりとりがあったとしか思えません。
幼なじみなのか、同郷の友人なのか、同門の友人なのか、百合なのか、全部なのかはわかりませんが。


その約束を守るために正気を失ってもこの場所に戻ったファーレンハイト
その約束を守るために一人でも店を開き続けるノーラ。


リリーは見習うべき。


【腐葉】の骸布説明がまた、<他者を慈しみ愛する情愛の念>で、くはぁ!です。
やられそうになるノーラをかばうために外道化。さらにその未来の為に正気を保ち続け出入口封印。ノーラの命と二人の夢を守り切る。
というドラマまで妄想できます。


ほんとリリーは見習うべき。何がそそりたつブロッケントゥルムさ。




□番外
ベルダがムカデなんかに変身するから、上の外道化後の姿に説得力がありません。
性格的には合ってるけどさぁ…。





▽おわり
以上、妄想劇場でした。
ベルダの件がなかったら考察扱いにしても良かったんですが、それでも行き過ぎた推測かなと思うのでネタっぽく行きました。
それにしても、古13魔女周りはいいですねー。妄想が捗る捗る。
本編も本筋はいいんですけど。
世界モデルに関してだけが気になって仕方ない。


とりあえず次回からは本筋に戻ります。
お目汚し失礼しました。
読んでくださった方々には感謝を。