ななどら自キャラ紹介なんちゃって小説ローグ編


 アタシはアノ子が好きだ。性的な意味で。いや冗談。冗談じゃなくてもいいけど。女同士でおかしいのかも知れないけれどそれでも好きだ。


 アノ子は凄い。普通諦めるよね?おししょーさんに「才能無い」とか言われちゃったら。アタシなら諦める。ていうかそんなししょーはぶん殴る。あーなんか腹立ってきた。ちょっとほんとにあいつ殴りに行こうかしら。


 でもホントは殴りたいのはアタシ自身なの。アノ子みたいに自分の決断にまっすぐ向かって行けないアタシ自身。だから好きっていうよりは尊敬してる。でも恥ずかしいよね。年下の子に。だから『好き』でいいの。


 もっとホントのところでは嫉妬してるのかなアタシ。うん。そうかも。でもそれってなんか醜いじゃん。それに尊敬してるのもホント。好きなのもホント。ひっくるめると…憧れてるのかなぁ。あんなふうになりたい、って。アノ子みたいにやりたい、って。


 あ。アノ子が呼んでるや。これでも結構頼りにされてるんだよ?「ピンチの時必ず助けてくれる」ってさ。「あるいてるときもたちどまってるときもすわってるときもねてるときもいつでも見ててくれる」だってさ。<ぎょうじゅうざが>って言うんだって。良くわからないけど。いいおねーさんでしょう?え?いつもアノ子を見てるからだって?へへー、バレたか。だって好きなんだもん。じゃあちょっと行ってくるねー。






行住坐臥で侍LOVEなローグさんを。
前回一人称視点だったので今回は二人称視点にしてみました。
次は騎士と姫を3人称視点で…と言いたいところですが何も考えてません(汗)
思いついたら書くかもです。