今期アニメみてないっていったけど

たまたま深夜にテレビのチャンネルを回していて、とある科学の超電磁砲の最終話Bパートを見れたんですが。


敵(?)に「この街は試験場であんたたちはサンプルデータだ」と指弾されるにも係わらず、ヒロインの返す言葉が「この街が好きで友達が居て幸せだ。だから壊させない」と言う。


正直、気持ち悪くなりました。吐き気がするほどに。比喩ではなくてガチで。


id:p_shirokuma様のところでも言及されてること(「学園都市は養鶏場、御坂美琴は極上ブロイラー」 (とある科学の超電磁砲) - シロクマの屑籠)なんですが、研究所のラット達がケージの中でコミュニティを作りそれに満足してるって絵面ですよね?これ。
囲ってるほうに都合良過ぎる見方だと思うんですけど…。


原作読んでるわけでもなく実際のところはわからないですが、ボクは作者の悪意を感じました。
「お前らオタクどもはこういう軟禁状態にある美少女たちがその状況を肯定している世界がすきなんだろ?」みたいな。


「この街この世界はクソだけど、それでも友達の居る世界だから、お前にこわさせはしない」ならわかるんですよ。
話の先にその世界との対決、そのシステムの撃破を幻視できますから。
でも実験場ごと肯定してしまうのは凄く気持ちが悪い。


でも受け入れられてるんですよね?この作品。
なんだろうなぁ、これ…。


本気でついていけなくなってきたかなー。昨今のラノベ・アニメの傾向に。