モンハンP3に向けて - おでんといえば大根

今からモンハンについて物凄く今更な話をします。しかもかなり主観的な。

ですが年末のMHP3に向けて、少しでも巧くなりたい、地雷と呼ばれたくない、村・集会所ぐらいソロでクリア出来るようになっておきたい、一緒にやってる友達にこれ以上迷惑を掛けたくない。
そう思っているならざっと目を通してみてください。
役に立つとは限りませんが、もしかしたら少しは助力になるかも知れません。

勿論、「下手でもみんなでワイワイやれればいい」「弱点とか調べていつでも倒せるようになったら作業になってしまうから自分達だけで楽しむんだ」という人はそれでいいと思います。
ゲームですから個人個人で楽しめているのなら無問題。

ですがもしオンラインで全く知らない人とプレイするなら最低限の勉強と練習はするべきですし、不正データは実害の有無を問わず使用すべきではありません。
このエントリはその最低限の勉強についてのお話です。

○モンハンというゲーム
良く死んでしまう人は、まずここを勘違いしてる人が多い印象です。
モンハンはベルトアクションや光栄の無双シリーズのように自分の攻撃をフルセット当てていくゲームではありません。

敵が反撃出来ない時間にだけ、その時間内に当てられる範囲で攻撃を当てていくゲームです。
それは対戦格闘ゲームにとても似ています。
スト2で波動拳の硬直に飛び込んで連続技を決めるのはいいですが、波動拳の硬直が切れるタイミングで飛び込めば、昇竜拳で迎撃されるのです。
バーチャファイターや鉄拳で隙の大きい技をガードされれば、PKやPPKでの確定反撃が待っているのです。

つまりは相手が反撃できるようになった瞬間に、自分が攻撃中だったり硬直中だったらまずいわけで、太刀厨や乱舞厨と呼ばれるような人達はこれがわかっていません。
攻撃をフルセット出すことは、一見ダメージを稼いでるように見えますが、攻撃→反撃されて吹っ飛び→回復→敵に近づくなどという無駄の多い立ち回りでは結局ダメージを稼げていません。
被弾せずに張り付き続けて1,2発の攻撃を当て続けるほうがダメージ効率は上です。

では張り付き続けるためには何が必要なのか。

○勉強して練習する
モンハンはお手軽に強くなれるゲームではないです。プレイヤーの知識と技術の向上が不可欠。
それがめんどくさいと感じるなら、モンハンを上手くなるには向いていないと思います。

まずはwiki等で弱点属性、弱点部位をちゃんと調べましょう。
木とブロックの合わさった板をノコギリでバラそうとする場合、木を狙って切りますよね？
ノコギリでブロック部分をきろうとはしませんよね？
肉質や弱点と言うのはそういうことです。
まずはこれが大前提。
その上で、後は数をこなすしかありません。頭を使いながら。

「この敵のこの攻撃を避ければ、この武器でこの攻撃までは入る。この攻撃まで出すと反撃される」
それを覚えて行って下さい。
最初は時間切れになるかもしれません。ですが数をこなすうちに、「これはフレーム回避すれば手数が一つ増える」「これはガードすれば手数が（ｒｙ」「これは納刀してやりすごす方が手数（ｒｙ」と行動が最適化されていき、時間内に倒せるようになっていくでしょう。

倒すだけならハメや罠をフル活用すればもっと楽ですが、罠を置けないようなタイミングで置こうとしたり、閃光を的外れな方向に投げたり、あまつさえそれが閃光の効かない敵だったりはやめましょう。
それらをするにも結局敵の動きを覚えることが必要です。

何も考えず、何も覚えず武器を振り回すだけでは3死から抜け出せません。

○武器選び
こだわりがあってそれを使いこなすために人より努力するのを厭わない。
そういう人はどの武器を選んでも問題ありません。きっと凄い○○使いになられるでしょう。

ですがそうでないなら、まずは大剣をオススメします。
人気のある太刀や双剣は実は習熟の難しい武器です。
ガードがなく、火力をだすために手数が必要になってくるこれらの武器は、他の武器以上に敵を把握し、立ち位置に気を使い、タイミングをシビアに計らねばならない。
初心者や上手くなれない人には向かない武器です。

その点大剣は基本的に納刀状態で移動しつつ敵の様子を伺い、隙に（ダメージ効率のいい）抜刀攻撃を1発だけ当てて回避するという、モンハンの基本的な戦い方に合致した武器です。
回避しきれない場合はガードも出来ますし、まずは大剣で「隙を伺う」ということを覚えてください。
大剣で色んな敵の行動とその隙を覚えれば、他の武器を使うときもその知識と経験は必ず役に立ちます。

また、同時にガンナーも覚えてください。
せめて対ラオ、シェン、ミラ相手だけでも。
ガンナーは難しく感じるかもしれませんが、火力に関してはトップレベルであり、また大剣以上に敵の行動を良く観察できる武器です。
ガンナーで死なない立ち回りを覚えられればそれは近接武器をやるときにもきっと役立ちます。

基本的にはヘヴィボウガンをオススメ。
サブのガンナー武器として比較的多く使われてると思われる弓は、全武器通じて「この敵には弓が一番有効！」と言えるのはラージャンで角を折るときだけです。
ライトボウガンもミラ系に三ツ角が有効なぐらい。

ラオシェンやレイアレウスやティガへの閃光ハメ、JMPテオの岩ハメ、ヴォル二頭ハメ、キリン・ディアへの散弾などなどヘヴィが有効なクエストの多さはライトと弓を大きく引き離しています。

現地調合に慣れることも出来れば閃光のタイミング・投げ方も覚えられます。
下手な人を見てると「たぶんガンナーやったことないんだろうな」という方が結構おられます。
メイン武器への知識の還元も大きいですし、一部素材を楽に集められるようになるガンナー。
敬遠せずに是非やってみてください。

○防具
一式装備で「使える」レベルの物はほんの一握りです。
ちゃんと調べて必要なスキルを多く発動させるように、様々な防具を組み合わせてください。
確かに見た目はひどくなりますが、見た目装備は上手くなってからでも遅くはありません。

○おわり
基本的に気をつけるようなことはたったこれだけです。
後は意識して練習すればG級ソロクリアは充分可能です。
リアル片手プレイのボクが（素材集め含め）ソロで全クエクリア出来ているんですから。
イベクエは一部厳しいものもありますけど（汗）。
それでも双獅や闘技場黒グラ2体なんかもソロクリアできてますし。

MHP3まで半年以上もありますし、諦めていた人ももう一度やり始めてみてはいかがでしょうか。