魔女と百騎兵考察・BADENDまでやった上での二周目再読プレイその12

二周目プレイしながら、諸々考察していきます。
基本的にネタバレしかありません。
例えば○○というキャラが出てきた時点で、「こいつはラスボスだからこの時云々かんぬん」みたいなことをしていきます。
なので、まだBADENDを見ていない方は読まない方が賢明です。


内容に関してのツッコミがある場合は是非コメント下さい。
ただ、妄想・思い込みの類は勘弁を。ちゃんとゲーム内ソースから導き構築されたご意見をお願いします。







○第四幕第十一章
▽王城
ビスコとハインツ
元々父王の決定で婚約していたと思われます。
それがビスコ不在の間に解消され、新たにハインツとヒルダの婚約になっていたと。


・トトペペの拷問
髪の長さは切られたのかと思いますが、黒くなったのはおそらく沼から長く離れて魔力不足になっているから。
でも最後まで戻らないんですよねこの黒髪。
なんでだろう…?


・「誰のお陰でその姿を保てているのか」
前も書きましたが、つまりこの姿で出てきた二章時点でトトペペとベルダには繋がりがあった訳ですね。


・「エリクシールを飲んでる不死身体」「魔力が底をついてるとダメ」
飲んでいるのを知っているのはマーリカからの情報でしょうね。
つまりマーリカもメタリカがエリクシールを飲んでいるのは知っていた。
魔力が底をついてるとダメだというのは、エリクシールでの復活には魔力を消費するということでしょう。
魔力が存在するだけでいいなら、アルレッキーノに殺させてたのが完全に無意味になって矛盾が生じます。
ネザリアはメタリカがエリクシール飲んでいるのを知っていた=マーリカは知っていた=魔力を消費させるために死亡→復活を定期的に行わせていた、でしょう。普通に考えるなら。
でも、後のウルカとマーリカの会話だと訳の分からないこと言い出すんですよねえ。



▽裁判
・「およそ三ヶ月前、王国の兵士があの沼で殉職しております」
トトペペの独断では無かった模様。元から死なせる予定だったみたいですね。
あれ…?ということはビスコも…?
ビスコが沼に耐性があるなんて知りようがないはずだし…。
トトペペを除くビスコ『一行』を沼で死なせる予定だった…?
思ってたより周到な計画だったのかも。


・ピラー解放と碧斑病
さすがにこれは当初の計画に組み込めるはずもないから、沼の魔女とその動向を知ってからの筋書き…。
テレッサの報告が元かぁ。


・どういう筋書きだった?
メタリカの存在を知ってからは、ゲーム内で運ばれた通りの筋書きだったのでしょう。
沼の魔女を吊し上げて、魔女排斥の方向へ持っていく。一方第一王女との婚姻も進める。
夜会での大暴れも威名と悪名を負わせるという点でおいしかったと思われます。


ではメタリカの存在が公になっていない時はどうやろうとしていたんだろうか。
恐らくビスコは何らかの形で消されていたんじゃないでしょうか。第一王女との婚約のために。
その場合、吊るし上げられるのは王都のすぐそばで幽霊騒動を起こしていたサビーナかな?
結局彼女もトトペペが追い詰めたのがいい証拠。
元からトトペペだけで片付けられる算段があったんじゃないでしょうか。
ビスコの消し方だけれど、これもすでに付き人がトトペペになってる時点で準備はある程度できていた。
ベルダが私怨から犬化の呪いを掛けたけど、完全に犬化してれば行方不明で済んでますね。
半獣化で止まったけれど、これを解くために「トトペペを道案内に」森の魔女のもとに向かわせることで王宮の外にビスコを出しているので、これはこれで都合が良かった、と。
兵士ヤックに行ったように、わざと沼へ向かい体調を崩させ、後は事故死に見せかけて終わり。
誤算はメタリカの存在なんだろうけど、これはフォローしてみせた、と。


ただまぁ、やっぱり悪かったのが私怨からの犬化で、何故か半獣化、そのせいで沼を使うことになったら、何故か沼の毒が効かない、さらにメタリカとの邂逅。
呪いを掛けさえしなければ、至って普通の暗殺で片が付き、メタリカの存在が大きくなる前に魔女排斥&第一王女との結婚に持って行けていたのかもしれません。
いや、そもそもハインツがビスコとの結婚で充分な政治力確保を出来ると踏む可能性もありますね。


メタリカの力を知ってから、もの凄い勢いで『魔女の鉄槌』をイチから計画した、という考えもあるとは思いますが、その場合兵士ヤックの不審死がどうにもぽっかり浮いちゃうんですよね。
やはり元々何かの計画があって、メタリカ認識後それを手直ししたと考える方が自然かと思います。



メタリカ
・ネズミの姿でもマーリカとわかるアルレッキーノ
契約してるから、という理由でないのなら、一章の後保護したのはアルレッキーノ、ってことですかね。
もしくはネズミ化後、何度か会っていた。


・魔女オタクルッキーニィ
えーと、新情報は霧の魔女ネザリア=ネザーランドの方ぐらいかな?
魔女会史上最年少で筆頭、アズブロッケン山にて666の魔獣を7日で一掃、魔女会でも恐れられるドルチェ=デッラ=ヴァレンティーヌにもチカラを認められ、闇姫とも言われる、と。
あ、あと砂食み100匹も。


・「魔女様が処刑?なぜです」「結晶石は持っていかれてたんじゃ?」
すっとぼけやがってと言いたいけれど、うーん…本当にこの子はどのタイミングからなのか…。


・「恐らく盗まれた」→「リカちゃんらしくないわね」
はしゃいでたからなんだろうけど、マーニィの言い方からは「多少何かがあったとしても盗まれたのに気付かないっていうのはちょっと信じられない」ってニュアンスを含んでるように聞こえます。
思い込みかなぁ?
個人的にはやっぱりルッキーニィが違和感バリバリに騒ぎ立てたのが、スリの幇助だったように感じるんですが。


・「沼は魔女の力の源」→「…ふーん」
ど、どういう反応なのマーニィちゃん。
ニケの死骸までも便利に使いやがって、ってことなのかな…。


・リカ自身が知らないリカの使命&森の魔女としての使命
ピラーに封じることができずに残った、高濃度のマナをこの世から浄化してしまうこと。


・沼が無くなると、すべての魔女が魔法を使えなくなる
・あるべきものをあるべき姿に返す。それこそが魔女の本懐。それが大魔女ウルカの教え。
この辺は単にメモ。


・リューベンス魔石図鑑
リューベンス手広いな・・・!


・「じゃあボクは、王国へ行って」
沼地下に行こうとして、それが無理だから…って流れなので、どうにも本気で助けようとしてるようにも見えます。
うーん…。
どうにも本編裏で進行してる計画は、どれも時系列がはっきりしてきませんね。
ちゃんとしたタイムテーブルあるのかなぁ?
「ジョバンニが一晩でやってくれました」的な計画の立案実行だとかなりお手上げ。



▽碧の回廊
ピラー6本、ストマック2つ。


・「ナニヲシテイル…。」
・「カエルベキトコロヘ、モドルベキトコロヘ。」
・「ヨモヤ…ワスレタワケデハ、アルマイナ…。」
・「ワレワレハ…キョウドウタイ…。」
・「カエッテ…コイ…。」「ココデハ、ナイ…。」
ニケの細胞なり部位なり内臓なりが、同じニケの一部である(あった)百騎兵を喚んでる、って感じでしょうか。
キョウドウタイ、という言い方から、ニケの意識そのものが呼びかけてきてるのでは無いと思われます。


・沼の地下にピラー
たぶん、この沼自体を封印しようとして出来なかったピラー、でしょうか。
これで封印しきれなかったものが溢れでて沼になってる、と。
かなり初期の頃のものでしょうね。


・マナビスコ
マーニィ曰く、
「魂は持ってない、沼底の濃いマナが生み出したマナの集合体。」
「案外、ピラーが守護者の代わりに苦し紛れで、生み出したモノだったりしてね。」
「なんで、ビスコちゃんの形になったのかはわからないけど…。」
「まあ、百騎兵ちゃんに由来の在る手近な存在をコピーしてきた…そんな感じかしら。」
んー…ビスコが守護者化してた可能性は無いことも無いでしょうけど、沼に近づく前から犬化の呪いは半端にしか効いてなかったし、毒沼の瘴気もそうですね。
沼に浸かっても平気だったのと、一時的な巨大化、あとは解呪薬が二回とも効かなかったのが守護者化のせいだというのはあるかも?
つまり、
『犬化が半端にしか効かない&沼の瘴気に多少の耐性』と、
『一時的な巨大化、解呪薬の無効化、高濃度マナに直接浸かっても平気』
は別の能力の可能性があるということ。
これなら、ビスコの高性能過ぎる耐性を多少は説明しやすくなるかも知れません。


・碧の結晶石
まとめると、
1.ウルカの作ったもの→リカに渡される→マーリカが取り上げる→破壊?
2.メタリカが2章で作っていたもの→ビスコとテレッサに盗まれる→ジェラートに渡される→ジェラート戦後破壊
3.メタリカが8章で作っていたもの→ジャックに盗まれる→ベルダに渡される→メタリカの手に戻る
4.今回の天然物→メタリカに渡されるがベルダの呪いで壊れる


・「これはきっと、百騎兵ちゃんのリカちゃんへの愛が作り出した愛の結晶なのよ!!」
冗談めかしてますけど、メタリカと百騎兵の関係を自分とニケの関係に重ね合わせてますね。
切ないなぁ…。



▽幕間
・城内に忍び込むルッキーニィ
どこに向かうつもりなのやら…。


教皇庁
ニケ教な訳ですが。
ニケを殺した魔女と王家が主流のこの国で、よくそこまで大きい機関になってるなぁと違和感を感じます。
一般に流布してるニケ神話は真実を伝えては居ないでしょうけど、教義的に魔女否定はしてるっぽいですし。
巫女を人質とした神殺しの罪悪感から、ニケ信者を厚遇してきた歴史があったりするのかなぁ。


・「(魔女狩りを進めていたのはニケ教の教皇だったのか…!?)」
あっれ…知らなかった模様。
んんん、色々間違ってたかなぁ?
でも以下の台詞がなぁ。


・「(まあ、そんなことには意味も無いし、関係もないか。ボクはボクでやるべきことをやらなくちゃ。)」
「関係ない」はわかります。「やるべきこと」がメタリカ救出なら。
でも「意味もない」ってのはどういう…?
すでに偽王トトペペを即位させるつもりなら、確かにニケ教が権威拡大しようが関係ないですが。
その場合、「やるべきこと」はトトペペの手伝いなんですよね。


・「ビスコ様は卿のご子息の元婚約者でも…。」
明言はココが初になるのかな。


・トルーデによる姿消し看破
ルッキーニィの目的が本当にメタリカ救出なら、ここでトルーデは見逃すと思うんですよね。
まあトルーデが何をどこまで知っているのかがわからないですが。


・「なんだかんだで相思相愛ね」
百騎兵がメタリカに恋愛感情持ってるとは思えませんが、マーニィとしてはどうしてもそういう見方をしたい様子。


・「あんな陰湿王国に負けちゃダメよ。」「こそこそ汚い手を使ってくる奴らは」
メタリカの件だけから出た台詞じゃないよねきっと。
1000年の間、王国丸ごと恨んでたのかなぁ。



▽王国城下町裏世界
ピラー5本。


・「こんなとこに罠を仕掛けるのはリカちゃん並みの意地の悪さ」
転送罠を設置したのはトルーデ。
これとか素直に言うことを聞く百騎兵とか、トルーデにはメタリカとの類似性の伏線がちゃんとあるんですよ。
人参人形もかな。
ヘルゼーエンにはどうにもこれが欠けていて、瘴気耐性ぐらいしかメタリカとの類似性がないので、積極的に異世界メタリカだと認める気になれないんですよね…。
ちなみに転送先の結界空間を用意したのはベルダ。


・「物忘れが激しく、気がつけば思いもよらぬ場所に」
アルレッキーノは操作されている間、意識はないようです。
マーリカやウルカと会ってるとしてもどこまで意識があったのかわからない訳ですね。


・トルーデの裏世界への干渉
ベルダの反応的に、普通では無理な模様。


・夜光列車でネザリアとマーリカ到着
アルレッキーノ「(…そういうことでしたか。)」「(ワタクシ〜理解出来ました。)」「ワタクシはメタリカ様の執事」
→マーリカ「アルレッキーノ…。」
マーリカの操作があったことを理解したってことでしょうか?
そしてその操作がメタリカのためであることと、自分の自由意志においても、メタリカの執事なんだ執事でいいんだ、と再認識したって感じかなぁ。


・「トルーデお前か」
トルーデはこの時点ですでにネザリア達と繋がってた訳ですね。
いつこの世界に来て、いつ王国に在籍し、いつネザリアと接触したのか。
うーん、どうにも描写不足。


・「ちょっとの間、お別れすら。」「また後で会おうすら」
これはすでに性的陵辱が行われていて、死後も死k…
ち、ちがうと信じたい。流石にCERO-Cのゲームの表現じゃない(汗)。
でもトゥルーエンド時のサイズ発言もあるし…。
もしくはすでにルッキーニィの予知から、ここでメタリカは死なないとわかっていた、とかなのかな?


・ハインツ
魔女排斥後の政治闘争で、第一王女を妻にしている立場を最大限利用、と。


・まだ怒ってはいるけど死なせたくはなくて助けに来ちゃうビスコちゃん
ちょうかわいい。



▽王国城内
ピラー4本、ストマック2つ。


・ストマック
ここで64/64になります。
ノーマルエンドの場合は城に入らないので62/64止まり。
また、二周目なんかならこれ以降無理に黒箱を探す必要は無くなります。


・ネザリア無双
うわようじょつよい。


・切り捨てられるベルダ
泣き顔はかわいい。
切り捨てとはいえ、王からの信頼を失ったハインツとしても、ここで何とかしないと再起は不可能でしょう。


・クロ
なぜこのタイミングで思い出したかは不明。
話の盛り上がり的にって言われたら、まぁ、うん…。


・「どこまで魔力が低下してたらメタリカがこんな呪いにかかるのか」
つまりは魔力が高ければ、呪いは効かないと考えられます。
マーリカの場合は魔除けのアミュレットが壊れた&百騎兵に負けた後で魔力低下していたのかな。
また、ビスコが完全に犬化しなかったのは、魔力がそれなりにあったからという論の補強でもあります。
それはある程度の魔力がないと見えない(少なくとも見習いのテレッサ程度だと見えないかもしれない)はずのメタリカの幻影が見えたことからも伺えます。


・「ハインツと婚約ですって」
婚約したタイミングですぐに恨んで呪ったのなら、やはり私怨のみの気がします。
第二王女との結婚では王位継承権のトップにはなれないでしょうし、ハインツの指示もあった可能性はありますが、それならベルダはこのタイミングで嫌味ったらしくぶっちゃけた気もします。性格的に。


・「その状態で留まっているのは沼の魔女のおかげってヤツかしら」
これが悩ましいところで、ベルダは元々ビスコメタリカが知り合いだったと思い違いしてるのか、それとも時間を掛けて犬になっていく呪いだったのにメタリカのせいで未だに半獣のまま留まってると考えてるのか。
まあビスコの状態を見た何人か、特に解呪薬を一度も飲ませていない内に見たメタリカも半人前の仕事と言っているので、その時点で中途半端な状態ではあったのでしょう。
ただ、宮廷魔女の居る王宮で、実際に症状も見てもらってるようですし(宮廷魔女から「掛けたものにしか解けない強力な呪い」と言われる)、旅立つ前にある程度の解呪を試しているとは思われます。
そこにトルーデの手が入っているなら、治すことが掛けた術者にしかできなくても獣化を途中で止めることには成功したのかも知れません。
まぁ、だとしてもメタリカの解呪薬が二度とも効かなかったのは何故だかわからないんですが。


・「私が死んだらお前の呪いは絶対解けない」
ベルダは死んだので解けなくなったんですが、歪み→淀みのコンボでベルダが生き返ってるなら解けることに。
ただし、ビスコ復活のために沼すべてのマナを使ったはずなので、魔法を使える人間がいなくなり、解ける状態ではあるけど解ける人が居ない、というのがバッドエンド後のビスコの状況かと思われます。
先走りすぎですね(汗)。


・瀕死にされて外道化
どういうシステムかはよくわかりません。
古の秘術が元々そういうモノだったんでしょうか?
そういえばベルダは古の魔女兵を使っていたりと、かつての魔法を研究していた形跡はありますね。


・「なんで審問官のゴーランが俺たちを襲うんだ」
ベルダが死んで暴走した模様。
これで異端審問官引いては教皇庁の権威が瓦解、と。


・「案外あっさり終わっちまったな俺達の夢」
教皇を殺したということは、教皇も概ねすべてを知っていて、後から「ハインツとジャックがあ」とか言い出さないように口封じ、ってことですかね。



メタリカ
・髪
「原因はわかりませんが、相当なダメージを」
でも回復してからも黒いままなので、やはり処j……いややめときましょう。


ビスコの解説
王国自体は存続。教皇庁はもうダメ。メタリカは解放。民衆は魔女の復讐に恐怖。
魔女会はネザリアによって王国と和解交渉予定。



▽城門橋
・「このサイズだから」
ヒルダ王女……。


・「“完成・星読み”のルッキーニィ」
千人に一人といわれる才能だそうです。

「完璧な未来予知!!悲しい未来の予測!!」
「でも、変えられない!!!何も変わらなかった!!」
「あなたならもしかしてと思った」
「何も見えない百騎兵さん」
「でもあなた達はボクの期待を裏切った」

だから、勝手に期待して勝手に託して勝手に失望しないでくださいよ。うっとうしい。
「何も見えない百騎兵」っていうのは、予知できないってことでいいんですかね?
カウントダウンしちゃってますけど…これはまあメタリカを星読みして、魔力供給が途絶える瞬間を予知、でもいいか。


・見てるだけのトルーデ
トゥルーでもいたっけ?
何もせずに見ているということは、この後の展開をある程度知っているってことかなぁ?


・余命0
ボクが勘違いしていた模様。
余命は処刑じゃなく、ルッキーニィに負けるとこで0になる予定だったようです。
そうなるとやっぱりトトペペの「また後で」発言は、メタリカが処刑で死なないことを知った上でのことってことかな。