魔女と百騎兵考察・BADENDまでやった上での二周目再読プレイその8

二周目プレイしながら、諸々考察していきます。
基本的にネタバレしかありません。
例えば○○というキャラが出てきた時点で、「こいつはラスボスだからこの時云々かんぬん」みたいなことをしていきます。
なので、まだBADENDを見ていない方は読まない方が賢明です。


内容に関してのツッコミがある場合は是非コメント下さい。
ただ、妄想・思い込みの類は勘弁を。ちゃんとゲーム内ソースから導き構築されたご意見をお願いします。







○第三幕第七章
メタリカ
・「お前、自分自身のことを何もわかっていないようだな」
ブリダンゴなことを指摘してるのかと思ったら、そうじゃなかったという…。


・「無駄」
ルッキーニィが反応。
これですよ、こいつの本性。
ブリダンゴ姫への同情とかじゃないんです。やる前から無駄だって決めつけるのを嫌ってる。
そこだけ聞いてる分には立派な心持ちではあるけれど…。



▽チンクエの林道
ピラー6本、ストマック2つ(1つはボス後)。


・ルッキーニィへの感情表現
疑問で返すと、報酬アイテムは2種類の秘薬。
ところがこのアイテム説明をみてみると、「たまに道端に落ちてる固めの&柔らかめのアレ」…。
こいつ…!



▽外道魔女キルケンビュート
チンクエ行く前に行く予定でしたが忘れてました。
無事撃破。メタリカも気づいていないようです。


・木漏れ日の封印の魔力が減衰するのを感じた
3人の外道魔女が担ってた封印って、ニケへの封印ですよね。
これを緩めることで百騎兵も本来の力を取り戻すわけだけど…本来の力、って何だろう?
あの鳥のような姿になれることを指すのかな?



▽綿蛍の谷に行く前
・「ミトンさん…頑張ってください」
ミトンさん頑張れ、じゃないんですよ。ミトン自身を応援してるのでは無い。
決まった未来なんて無い、変えられない未来なんてない、という希望の実現を、勝手にミトンに託してる。


・ハインツ=フォン=フラウゼン
実はそこまで嫌いじゃないです。
魔女とそれに頼る現王権をひっくり返そうとした革命家、と言えるんじゃないでしょうか。
プレイヤーが魔女側に立ってるんで敵ではありますが、やり方もそこまで悪辣だとは思わないです。
政略結婚として第一王女を、見せしめとしてメタリカを、犠牲にしようとはしてますが、彼の立場から見れば二人共敵側の人間ですしね。



▽綿蛍の谷
ピラー5本、ストマック2つ。


・墓守

隣の魔女は出て行って30年。
あの日もこんな雪だった。
庶民に毛が生えた程度の魔女。
戦争に行って3年帰って来なかった夫。
水晶に相手を映す魔法。
夫は別の家庭を築いていた。
幼い娘を置き去りに家出。この娘もいつの間にか行方知れずに。

この娘がミトンだって話が2chスレでは言われています。
ボクもそう思ってますし反対はしませんが、どうにも決定力には欠けます。
何か証拠を拾いたいところ。



・「ボクが手を出したら、子供達を殺しちゃうかもしれないので助かりましたよ」
初回は冗談だと思ってましたよ、えぇ…。
でもよくよく考えたら全くメタリカの真似になってませんね。
これはやはり、すでに戦闘力があると考えて良さそうです。


・外道魔女orはぐれ魔女or魔法知識のない潜在的魔女
メタリカはそれをひと目で見破れるってことは、ビスコやルッキーニィはそうではないということでしょうか?
ビスコの謎がさらに深く…。
ルッキーニィも幻影が見えた上に魔法らしきものを使うんですよね…どういうことなの…。
テレッサに対して、幻影が見えるかどうか訝しんでる辺り、魔力量を測ったりはできない――どころか、魔力持ちかどうかを知ることも出来ない――んじゃないかと思われるので、外道だけはひと目で分かる、って理解がいいのかな。
ただ、なぜ外道はひと目で分かるのかはわかりません。


・ブリダンゴに優しく出来るハインツ
その生い立ちからくる懐の深さかなぁ。やっぱり嫌いになれない。


・「仕方がなかったんですよね」「ボクのしたことは無駄だったんだ」「無駄、無駄だったんだ…」
ミトンのために悲しんでないとは言いませんが、この台詞はルッキーニィ自身の後悔でしかないんですよ。
比重が明らかに、自分の行動とその結果に偏っています。
こんなだから、一緒にミトンを埋めてくれたビスコですら、あんな扱いをできる。
ここにボクはルッキーニィの目的が世界救済ではないことを感じるんです。
自身の予知による絶望的な未来を避けられるかどうか、興味が有るのはそれだけです。
世界のため、ではない。
例えばこれが世界を滅ぼすような未来ではなく、ルッキーニィ個人がとてつもなく酷い目に合うような未来であっても、同じように行動したと思います。
村人鏖殺→メタリカの弟子に、って行動を。
ミトン自身の平穏よりも、ミトンが予定調和を超えられるか試した今回のように。